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歌劇
「歌劇」創刊100th 手のひらにタカラヅカ

歌劇コーナー紹介

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2018年6月5日

6月の歌劇コーナー紹介 [短波長波]

“短波長波”とは??

読者の皆様からの、宝塚歌劇にまつわる様々なおたずねにお答えする頁、“短波長波”。
平たく言えばQ&Aコーナーですが、その歴史は実に古く、昭和11年5月号から現在号まで、80年以上続く「歌劇」の名物コーナーの一つです。

連載当時の宝塚歌劇ファンからの質問内容とは??

“短波長波”が始まった当初の歌劇誌の読者はどのような質問を投稿していたのか、当時のページをのぞいてみましょう。
今も昔も変わらぬ、宝塚歌劇ファンの素朴な疑問ばかりです。

  • ◆問・昭和三、四年頃上演された「シンデレラ」にシンデレラとして出演された方は誰でせうか、(碧パック)/答・浦野まつほさんでした。◆問・歌劇誌の詩壇へ又は歌壇へ投書する時の規則をおしえて下さい。(和子)答・「歌劇」高聲低聲の終りの「投稿規定」を御覧下さい。◆問・東京の寶塚ファンです春に關西へ寶塚にと遊び度思ひそちらの寶塚の公演の切符はどうして取るのでせうやはり當日と前賣になつてゐるのですか?おたづねします。(東京・はるみ)答・座席券は前賣と當日賣があります。前賣は阪急梅田驛と阪急三宮驛及び寶塚新温泉入口とで十日前から發賣します。當日賣は新温泉場内の座席券賣場です。◆問・櫻町公子さんの尊敬していらつしやる上級生は?。(福岡・みちる)答・小夜福子さんです。

※掲載内容は発行当時の情報です。

投稿方法は??

読者の皆様が気になる質問にお答えする“短波長波”。
コーナーの登場当時に掲載されていた「投稿規定」によると、投稿にはいくつかのルールがあったようですが、現在はハガキだけではなく、Eメールでもお気軽にご投稿いただけます。
短波長波への投稿はコチラ

  • <昭和11年の投稿規定>
    一、寶塚に關することなら何でもお訊ね下さい。然し一度掲載したる同一質問にはお答へ致しません。一、用紙は官製ハガキ、一枚一問限り可成前半に質問を書き後半を白く残す事一、表へ短波長波係と朱書すること。一、締切は毎月十日。一、但し、學校寶塚の趣旨に反する御質問には御答へ出來ません。一、宛名は兵庫縣・寶塚少女歌劇團編輯部
    ※掲載内容は発行当時の情報です。

「あの台詞を言っている生徒は誰だろう?」「あのシーンで使われている音楽の原曲は?」「気になるあの生徒さんについて知りたい!」などなど。
“短波長波”では、公演に関する疑問から、生徒への質問まで、読者の皆様の「?<ギモン>」にお答えしています。
ふとしたときに浮かんだ疑問を、どしどしお寄せください!

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