第20回 2006年9月26日
担当・紫子「サンシャインを満たした、熱い想い・・・涙」
私が前に登場したのは、6月・・・。気がつけば夏も終わり、秋がやって参りました。 そんなおひさしぶりの紫子です。 季節がめぐる間には、花組公演「ファントム」、宙組博多座公演「コパカバーナ」 の2大担当作品を中心に数多くの収録があり、心を亡くすと書いて“忙しい”を 体感するような日々でした・・・。 そして、現在の担当は、貴城けいコンサート「I have a dream」、月組日生劇場公演 「オクラホマ!」に移行しようとしています。
さて、今回は、図らずも貴城けいディナーショーに引き続き、貴城を見続けた日々 というわけで、貴城けい2大主演作について書いてみます。 まず、宙組博多座公演「コパカバーナ」。映像部分は既に仕上がり、DVD製作も 佳境に入っています。特典映像も(1)稽古風景、(2)千秋楽ダイジェスト(博多アドリブ・シーンのダイジェスト〜舞台挨拶〜アンコール風景)、さらに特別に、(3)カメラリハーサル回の博多アドリブ・ダイジェストの3種類を収録し、178分に仕上がりました。10月20日の発売まで、今しばらくお待ちください。 次に、まさにホットでタイムリーな、貴城けいコンサート「I have a dream」。 東京・サンシャイン劇場での千秋楽を無事DVD収録し終えたばかりです。既に 「タカラヅカニュース」で、その模様をご覧になった方も多いかもしれません。 ですが、舞台ダイジェストでは放送していない、数々のシーンがまだたくさん あります。そして、DVDでしか見ることのできない、素敵な特典映像を収録 します。(1)稽古風景、(2)大阪・シアター・ドラマシティの千秋楽、9月14日の 貴城密着取材、(3)東京・サンシャイン劇場の千秋楽18日、11時公演のアンコール曲とアンコール風景の3種類です。中でも担当者として絶対に特筆したい おすすめの特典は、(2)なのです。朝の楽屋入りから夜の楽屋出までの貴城を1台の カメラが追っかけました。当社商品でも珍しい、かなり貴重な映像が盛りだくさん。 開演前や開演中の舞台スタンバイの様子、舞台袖から見たステージや、アンコール風景 などを収録する予定です。12月の発売を、どうぞお楽しみに。
最後に、阪急電鉄グループポータルサイト「@Hankyu」に、『阪急お仕事図鑑』 というページがあります。今回は“映像を創るお仕事”の紹介として、取材など全面的に関わりました。使用されている画像やアニメほか、ファンの方にも興味を持って 頂けそうな内容です。ぜひそちらもご覧ください。
『阪急お仕事図鑑』はコチラ!


第19回 2006年9月12日
担当・緑衣のオニイ「存分にお楽しみ下さいの巻」

久々にお目にかかります。その分、ここしばらくの私の制作担当作でありました「朝海ひかるバウ・スペシャル/アルバトロス、南へ」のDVDにつきまして、思いっきりPRさせて頂きます!!……と言いながら、まずはお詫び1件。
今回、結果的には残念ながらACT I の「MAMBO」のシーンが著作権上の理由によりカット、ということになってしまいました(映像はそのまま収録し、音声のみ別曲と差し替えています)。ファンの皆さん、出演者の皆さん、スタッフの皆さん……どうかお許し下さい。
その代わりに……という訳ではありませんが、今回は盛り沢山な内容です!!
映像特典としていつもの稽古風景ハイライトに加え、日本青年館&宝塚バウホール千秋楽カーテンコールの模様、更に朝海ひかる出演シーンの一部を別アングルでも収録しています。どのシーンかは見てのお楽しみ……どうかまばたきせずに、思う存分朝海ひかるを見つめ続けて下さい!
そして更に! 劇中の映像を担当された奥秀太郎先生のご協力により、実際に劇場で使用された映像を一部お借りしてDVDに収録しています。その映像はエンディングで使用させて頂いていますが、おかげ様でいつもとちょっと雰囲気の違った、作品の余韻に浸って頂けるものに仕上がったのではないかと思います。どうぞDVDの最後の最後まで「アルバトロス、南へ」の世界を堪能し尽くして下さい〜!!



第18回 2006年6月29日
担当・緑衣のオニイ「数分間に凝縮」
先日、『NEVER SAY GOODBYE』のビデオとDVD、そして「和央ようか/WAO」というDVDのプロモーション映像を編集しました。世間一般のTVコマーシャルなどに比べれば極めてシンプルな代物ですが……この映像はタカラヅカ・スカイ・ステージや、宝塚大劇場ロビーのモニターでご覧頂く予定です。
担当者は商品ごとに5分版と1分版を作成するのですが、作品の見どころを知っているゆえに、いつも場面のしぼり込みに頭を悩ませます。とはいえ、「あのシーンも……このシーンもお見せしたい……でもここから先はお買い上げの上ご覧下さいましね……むふふ」と、ワタシのイケズな性格が生かされるところでもあります。
しかし1分版に至ってはかなり開き直って、というか楽しんで作っているところがあります。
担当者によって作り方はさまざまだと思いますが、私の場合はまず音楽を1曲ひいてしまい、その曲調に合わせて映像をテンポよくインサートしていくようにしています。
それをご覧になった方に「面白そう!」と思って頂けるかどうかがミソなわけですが、以前、彩輝直(現・なお)さんの退団記念DVDのプロモーション映像を流した時に、CS視聴者の方から、「あのCMを録画して保存したいので、どの時間帯に放送されるか教えてほしい」というお問い合わせがあったと聞き、大変嬉しかったのを覚えています。
そのうち一度は作ってみたいのが、映画の予告編風のプロモですね〜。「全米が泣いた……!!!!」みたいな特大の字幕スーパーが画面を横切り、そこへ森本レオさん風に、「あの時…二人が出逢わなければ…悲劇は…起こらなかった……」と、囁くようなナレーションがかぶってですね………(妄想続行中)……


第17回 2006年6月16日
担当・紫子「とうとう梅雨入り・・・」
雨に悩まされる季節がやって参りました。特に収録で屋外での作業がある日は、 雨が降らないようにと前日から祈ってしまいます。さて今回は、快晴の6月7日に宝塚ホテルで行われ、収録を終えたばかりの貴城 けいディナーショー『NEXT DOOR』。その当日の模様を、ドキュメント風に書いてみます。
10:30〜収録スタッフ入り。ショー会場の新館6階の宝寿の間へ機材を搬入、セッティング開始。会場の一番後方の中央が、いつものカメラ定位置。今回は カメラ目前に設置される「お立ち台」がかなり近い位置で、今までで一番アップの後ろ姿になることに驚く。舞台では、照明や音響の調整が行われている。
13:00〜舞台稽古開始。今回は、既に東京で3回の公演を終えている為、順調に稽古が進み、従来より2時間も早く終了。その為、終演直後の夜に予定していた 貴城のコメント収録を、急きょ夕方に行う段取りに変更。
18:00〜コメント収録。 新調のロングコート姿の貴城があまりにあでやかで、ホテル内で苦労して収録場所 をこだわって探さずとも、背景は普通の白壁でよかったと思うほど。テストで収録した1テイクがあまりに鮮やかに決まり、本当の1回収録で速やかに終了。
19:45〜ショー開始。個人的に印象に残ったのは、宝塚コーナーとラスト曲の♪STORY。実は偶然にも、今までに貴城主演&出演作のパッケージ担当が多く、 「ささら笹舟」から「DAYTIME HUSTLER」まで、多くの舞台映像が脳裏に浮かび、感慨深い。ラストとアンコール曲は、まさに“歌い上げる”という形容詞 がぴったりの熱唱ぶりに、すっかり引き込まれた様子の客席。
21:00にショーが終了。収録も順調に終了。撤収作業を行い、ホテルを後にしたのは22時前でした。この、宙組1年生の貴城けいが魅せる『NEXT DOOR』、放送は少し先になりますが、90分番組として完成させますので、どうぞお楽しみに。

追記;ディナー・メニューを紹介するコーナー、最終回の第3弾。カニ、帆立貝柱、アヴォガドのサラダ仕立て 宝塚ホテル風→軽く燻香をつけた ノルウェー産サーモンのポアレ クリームポテトを添えて→牛フィレ肉のパルメザンチーズ焼き→赤桃のムースとシークヮーサーのゼリー ……でした。


第16回 2006年5月25日
担当・紫子「木々の緑が目に鮮やかな季節です」
今回のテーマは、前回に引き続き、ディナーショーについてです。 4月27日に収録を終え、先日仕上げの編集が済んだばかりの涼 紫央ディナーショー「l'Avenir(ラヴニール)」。
このショーは、全て宝塚の公演で使用された楽曲で構成されており、皆さん もよく耳にされたことのある宝塚オリジナルの名曲が数多く歌われています。 その中には、私自身が収録を担当した作品、「サザンクロス・レビュー」や 「プラハの春」、「タカラヅカ絢爛」などの曲もあり、舞台シーンが懐かしく 脳裏によぎりました。さらに、ショーのMCで涼本人も語っていましたが、 「プラハの春」新人公演での初主演。収録担当として映像中継車の中で見た ラストシーンと充実感溢れる表情は今も鮮明に記憶に残っています。と同時に、 10年という時間の流れの早さを、私自身も感じたりしました。

さてここで、実際に仕上がった番組内容について、少し書きます。 今回もショーの本番映像の前には、単独インタビュー映像を挿入しています。 全てが宝塚の楽曲という選曲へのこだわりからも分かるように、宝塚への人 一倍強い思い入れ、初めてのディナーショーにかける熱い思いが感じられる 涼の熱弁を、じっくりお聴きください。
そして、舞台稽古終了直後とショーの終了直後のリアルな様子が伝わる一言インタビューも2回ありますので、90分どこも見逃せません。 最後に話題を変えて、ディナー・メニューを紹介するコーナー、第2弾。 これは、6月に担当する貴城けい ディナーショーを含んで全3弾としてご紹 介することにしました。
4月27日のメニューはというと、ノルウェー産サーモンマリネと野菜の ゼリー寄せ→鮮魚と帆立貝柱のポアレ・グリビッシュソース→牛フィレ肉の ロティー・マデラ酒風味ソース→クリームチーズのムースとグレープフルーツ のゼリーでした。前回の蘭寿の時と食材やソースが変わり、これもまたおいし そうですね。
それでは、「l'Avenir」の放送はまだ少し先の時期になりますので、今しばらく お楽しみに。


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