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この恋は雲の涯まで(’92年雪組・宝塚)
![]() 主な出演者:杜けあき、紫とも、一路真輝 他 |
悲劇の武将・源義経が、実は成吉思汗(ジンギスカン)だったという伝説をもとに、義経の生涯を大きなスケールで描く。’73年に花組・甲にしき、星組・鳳蘭で続けて上演された。'92年雪組・宝塚大劇場。作・演出は植田紳爾。杜けあき、紫とも、一路真輝 他。兄頼朝に追われた源義経(杜)は、奥州平泉で藤原忠衡(一路)の庇護の下にいた。義経は日本に住むことかなわずと思い、宋の将、乾王陵(高嶺ふぶき)の手配で、宋へ落ちのびようとする。しかし忠衡の兄の裏切りにより軍勢に囲まれた一行は、忠衡の勧めによりひとまず蝦夷に逃げる。一方鎌倉に囚われていた静御前(紫)は、義経の忠臣佐藤忠信(海峡ひろき)の忠言により蝦夷に向かい、ようやく義経と再会する。しかし幸せもつかの間、酋長たちの追い出しにより、一行は再び逃走する。ようやく宋からの救いの船に乗るが、宋への航海は困難を極め、嵐の中、静は海を鎮めようと身を投げる。それから5年。宋をめざす一行は、義経を慕うモンゴル人で800人にふくれ上がっていた…。 |