番組審議会

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「TAKARAZUKA SKY STAGE」第23回放送番組審議会

実施日時 2023年10月11日(水) 10:30〜11:30
出席者 委員長 渡辺 裕
副委員長 久保井 聡明
委員 (五十音順) 出野 徹之、川勝 平太、小清水 漸、畑 律江、榛名 由梨

[議事内容]


第一部 事業の状況、番組編成についての報告

第二部 番組審議

■オリジナル番組「ミライ演出家」♯1について


(委員の皆様からのご意見)

  • 若い演出家の先生が夢をもって舞台制作に取り組んでいることが分かる番組だった。ただ、出演者が礼儀正しくインタビューに答えており、本音を引き出すことができているかは疑問が残った。出演者の魅力をより一層伝えるためにも、もっと素顔が見られる工夫をするとよい。
  • 宝塚歌劇団創設以来受け継がれている伝統と、時代と共に変化している部分の両方が絡み合って今の宝塚歌劇が作られていると思うが、番組内では現在の稲葉先生の内容しか取り上げられていなかった。ご本人の過去も掘り下げた内容にすると、番組に厚みが出てさらに面白くなると思う。
  • 宝塚歌劇の舞台を見るものとしては、舞台裏や制作過程を見ることができる番組はとても興味深いと感じる。出来上がった作品を見て頂くのが芸術の世界だが、その過程にも実際の作品とは違った面白さがあると思うので、舞台の周辺を取り上げた内容は魅力的だった。
  • 宝塚歌劇のスターはもちろんのこと、演出家の先生にフォーカスを当てる番組もとても面白く、また継続して番組制作をすることで時代のテーマ・雰囲気も資料として蓄積できると思うので、ずっと続けて欲しい。
  • 時間の制限がある中でドキュメンタリーを作ると、テーマを絞った番組になってしまうため、構成については作品の内容にフォーカスを当てるか作品の制作を時系列的に取り扱うかのどちらかに重点をおいて制作するともっと面白くなったのではないか。
  • タイトル、構成、収録方法、ナレーションにおいて、視聴者に分かりづらい場面があったと感じる。もっと視聴者に寄り添った工夫をすることで、より番組内容を魅力的に伝えることができたのではないか。