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1974年の初演以来再演を重ね、様々なバージョンの舞台が創られたが、マリー・アントワネットの生誕250周年を記念してのこの公演では、また新たな試みや演出が加えられた。また、オスカルが役替わりで演じられ、今回は貴城けい(当時雪組)が演じた公演。1788年、フランスでは平民達による暴動が起こる。近衛隊隊長で男装の麗人オスカル(貴城けい)は、この動乱の原因はフェルゼン(湖月)にもあるとスウェーデンへの帰国を促す。彼と、フランス王妃アントワネット(白羽)は、オペラ座の仮面舞踏会で出会って以来、人目を忍び深く愛し合っていたのだ。 |
'06年星組/宝塚/原作:池田理代子 |
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ロシア革命前夜の東欧を舞台に繰り広げられる、池田理代子原作の同題名コミックを、音楽の道一筋に生き抜いていくイザークを中心に描く。南ドイツ・レーゲンスブルクにある男子だけの音楽学校。そこには”オルフェウスの窓”と呼ばれ、この窓を通して最初に見た女性と恋に落ちるが、必ず悲恋に終わるという言い伝えがある窓があった。この学校に転向してきた奨学生イザーク(瀬戸内)は、この窓を通して同じ転校生のユリウス(峰)を見る。 | ![]() ![]() |
原作は、無免許ながら神技に近い手術を誇る外科医ブラック・ジャックを主人公に、命の尊さ、愛の力を謳った手塚治虫の代表作。英国情報部の依頼で某国女王の命を助けたブラック・ジャック(安寿)は、代金受け取りのためにヒースロー空港に到着する。そこで発作を起こし倒れた男性に応急処置を施す。その後、情報部を訪れたブラック・ジャックは、昔の恋人恵(森奈)にそっくりなアイリス中尉(森奈・二役)と出会うが…。 | |
'83年星組/宝塚/原作:池田理代子 |
'94年花組/宝塚/原作:手塚治虫 |
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1974年の初演以来、再演を重ね、様々なバージョンの舞台が創り出されたが、今回はオスカルの運命を中心に、新たな試みや演出を加え再構築された。アンドレ役を役替わりにて上演したが、今回は花組の春野寿美礼が出演。18世紀フランス。王家を守る軍人の家系、ジャルジェ家に産まれたオスカル(朝海ひかる)は幼いころから男子として育てられ、王宮を警護する近衛士官となっていた。オスカルの乳母の孫アンドレ(春野)は、オスカルと兄弟のように育ち、彼女を密かに慕っていた。 | ![]() ![]() |
萩尾望都のコミックを原作に、青年と不治の病を抱えた少女の心の交流を描く。1970年代のアメリカ・マイアミ。ロック・ミュージシャンのグラン・パ(貴城)は、ある日朝食を盗もうとした家出少年を引き取るが、その子リュー(山科)は実は女の子だった。なにも語らず、ドン・マクリーンの「アメリカン・パイ」を歌い曖昧に笑うだけのリュー。ある日、グラン・ パはそんなリューをステージに立たせてみる。 | |
'06年雪組/宝塚/原作:池田理代子 |
'03年雪組/バウ/原作:萩尾望都 |
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木原敏江の同名コミックを基に、伝説や歌舞伎で有名な大江山の鬼、茨木童子と国守の娘、藤子との悲恋を描く。平安時代、京の都に大江山の酒呑童子と名乗る一味の鬼たちが出没し、宮中の姫や女官が次々とさらわれ、帝は鬼退治の命を下す。腕に覚えのある四天王の一人、渡辺綱(杜)は、ある夜、美しい姫に変装した茨木童子(平)に出くわす。綱は異常な雰囲気を察知し、一太刀浴びせるが…。 | ![]() ![]() |
平安時代の古典文学「とりかえばや物語」にヒントを得た木原敏江のコミック「とりかえばや異聞」を舞台化。戦国時代、双子の兄の身代わりとなった紫子の波乱に満ちた物語。峰さを理が兄と妹の二役を演じた。紫子(峰)は女でありながら、跡継ぎのない家に育った為、武芸一般を学んだ。父が急死、病身の母の為に遊女屋に籍を置くことになった紫子は、浪人風吹(日向)と出会い、互いに惹かれあう。 | |
'86年雪組/宝塚/原作:木原敏江 |
'87年星組/東京/原作:木原敏江 |
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粕谷紀子の漫画「風のゆくえ」の舞台化で、若き領主ヴィットリオと敵国の姫クラリーチェのドラマティックな恋物語。麻実の退団作品。13世紀中頃の北イタリア。アラドーロ家の若き領主ヴィットリオは、かつての北イタリアに威勢を誇ったランゴバルト王国を再建しようという野望に燃え、宿敵ボルツァーノ国の領主カンポ公を殺す。しかし、その後継者となった息子ジュリオ(杜けあき)は、妹のクラリーチェ(一路)をヴィットリオに与えて国の安定を図ろうとし…。 | ![]() ![]() |
林真理子と、大和和紀原作の少女コミックを舞台化。昭和初期の東京と上海を舞台にした、天才プリマドンナをめぐる波瀾万丈の物語。昭和7年、新進気鋭の指揮者の三条薫(高嶺)は演奏旅行で上海へやって来たが、もう一つ密かな使命があった。婚約者梅子(星奈優里)の父、呉竹男爵(萬あきら)から、上海にいるはずの娘ナターシャ(花總)を探すように頼まれたのだ。そして、マネージャーの長岡(和央ようか)と入ったジャズクラブで、三条は混血の歌手を助け…。 | |
'85年雪組/東京/原作:粕谷紀子 |
'96年雪組/宝塚/原作:林真理子・画:大和和紀 |