第10回「雪組:音月桂・彩那音・香綾しずる 司会:樹里咲穂」
樹里咲穂司会の「JURIのやっぱりGOGO5!?」、シリーズ最終回となる第10回のゲストは、雪組の音月桂、彩那音、香綾しずる。『ハウ・トゥー・サクシード』梅田芸術劇場メインホール公演中の7月8日に、シアター・ドラマシティで収録されました。いつも元気な音月、ソフトな彩那、ユニークな香綾。三者三様の魅力が全開のトークを繰り広げました。そこから少しだけ紹介しましょう。
日時・会場
出演者音月桂・彩那音・香綾しずる |
ドアのノックに「いよいよですね。行ってきます!」と元気に控え室から出てきた樹里。今回は鮮やかなアップルグリーンのワンピースです。一方ゲストの音月は、黒のTシャツ(胸には『HOW TO SUCCEED〜』と公演名が)にキラキラベストと白パンツ。「緊張する」と舞台に向かいます。
拍手の中、舞台に登場した樹里。「みなさん、ようこそ。今回はGOGO5史上最大級のみなさんをお招きして。後ろのみんな、見えてますか?」。そこに音月が本を読みながら「努力しないで出世するには…"JURIのやっぱりGOGO5!?"に出ること?」と、役柄のフィンチになりきって登場。すかさず樹里、「GOGO5!?に出たら出世できるよ」…そんな会話からはじまりました。
まずは今回の作品『ハウ・トゥー…』について。「すばらしかったよ。音月さんをはじめいろんな人がぴったりだった」という樹里の感想からはじまります。音月、今回の公演が主演4作目で、現在入団14年目ですが、樹里が「研4ぐらいにしか見えへんよ」というように実に若い。今回「早替わりが多くて髪の毛を直す暇がなくて」と髪を短く切り、少年っぽさにますます磨きがかかっています。樹里によると音月には「いい意味で、アンバランスな魅力があるよね」。その心は…これは番組で確認してください。ここで樹里から音月へのおみやげ。樹里自身が劇場ロビーで買ったという音月の顔写真入り缶の歌劇せんべいで、樹里のサイン入りです。「なかなか自分では購入できませんものね!」と音月は大喜び。残った空き缶をどう使おうかと盛り上がります。
思い出に残る舞台、樹里が音月にやってもらいたい作品と役(さてなんでしょう? 聞いてなるほど。ぴったりです)、オフの日に何をするかという話の中で、料理の話に。樹里は稽古や公演中の夜中、パンを焼くのがストレス解消になっているとか。音月の料理は「ゴーヤ・チャンプルーとか」バッ、バッと炒める、男の料理です。
そして、たこ焼き器の話で盛り上がっていると、ピンポン♪とチャイム。彩那音と香綾しずるの登場です。2人も音月とおそろいのTシャツにベスト姿のモノトーンルック。実は樹里は彩那の姉、彩輝なおと同期で、彩那には小学生のとき会っているとか。その彩那がもう研13と知り、びっくり。
香綾とは初対面ですが、この前の雪組全国ツアー公演『黒い瞳』で、初演で樹里がやった役を香綾が演じたと判明。一気に和み、樹里「舞台化粧したときとふだんの顔、ぜんぜん違うね」、香綾「よく言われるんです。誰かわからないと。オフの顔見ると、目が離れてるでしょ。すごく描かないと…」、樹里「わかるわかる。私も同じ目離れ星人で、初舞台のときに、安寿ミラさんに化粧したら顔変わるよね、って言われた…」と会話が弾みます。彩那が「前に楽屋でとなみさん(白羽ゆり)とかと測ってました、目の間を」と話し、みんな大笑いです。
視聴者からの質問コーナーでは、スイーツ好きな音月のスイーツへのこだわりや、彩那がいまこだわっていることなど、様々な質問に答えていきます。そんな中、香綾が「なまこ好き」なことが判明!生を丸ごと買ってきて自分でさばいてポン酢をかけて…、と熱く語ります。そこで樹里がつけたあだ名が「なまこホリック」。そんなこんなで賑やかにトークを繰り広げる中、最後の質問に。「(以前のGOGO5で)彩吹真央が真似していた音月桂の歩き方をみんなでやって」…これは、ぜひ番組で!必見です!
次の雪組宝塚大劇場公演『仮面の男』『ROYAL STRAIGHT FLUSH!!』への意気込み、スカイ・ステージ9周年記念“きゅっと!CUTE Tシャツ”、この冬発売予定の「JURIのやっぱりGOGO5!?」DVD-BOX第2弾の紹介と続き、恒例の「何が当たるか!! やっぱりルーレット!!」のコーナーに。
これがいきなり!信じられない展開になりました(何が起こったかは番組で!)。ひとまず、みんなで心を落ち着かせ、ゲームを再開。彩那と香綾が同じ「私見ちゃった」(音月のスイーツ好きのエピソード。香綾のオチのない話!?)、音月「誰かにダメだし」(彩那のヒゲ事件。香綾は研1からヒゲをつけていたと判明)と続き、彩那が「I LOVE VO5」で、「タカラジェンヌはよく使っていて、楽屋にもあるし、早替わり室に持っていくカゴにもあって、1人2本は使っている」とVO5スプレイについて熱く語ります。
そこで、VO5マイスターを自認する樹里が、それぞれの髪にあったタイプを選びだします。この春、リニューアルしたVO5ヘアスプレイシリーズ。彩那には、ふわっとしたヘアスタイルをキープしたいとき用の「ゆるふわセット」と、ヘアスタイルを固めてキープしたいとき用の緑の「エクストラハード」が渡されました。雨が降ったら髪が広がるタイプの香綾には、新商品の湿気ガード「VO5雨の日のスタイルプロテクト」からピンクの「広がる髪用」、ボリュームがなくなるタイプの音月にはイエローの「ぺしゃんこになる髪用」をチョイス。VO5を手に満面の笑みを浮かべる3人でしたが、いよいよ恒例の罰ゲームタイムに!今回は、一体誰が、どんな罰ゲームを披露することになったのでしょうか。それは、ぜひ番組でご覧ください☆
歌のコーナー、抽選会(今回のJURI賞は?)と続き、最後の挨拶に。香綾は「すごく楽しくて、なまこホリックという新しいあだ名もつきました(笑)」。彩那は「来るまではちょっと緊張していたんですけれど、樹里さんのトークにリラックスできました」。音月が最後に「ふつうの公演とはまた違うお客さまと、いい感じでいっしょに過ごすことができ、すごく楽しかったです。…ひろみ(彩那)が言ったみたいに、朝からほんとに緊張してたんです。でもここに来たら一瞬でフワッとなれて」。「そうなのよ。私んちのリビングはアロマな香りで。リラックス成分がここに…」と樹里が返すと音月「なんかゆるふわな感じで」。これには客席からも大きな拍手が沸きます。最後に音月が「ほんとにすごく楽しい時間でアッと言う間でした。公演にもまたぜひいらっしゃってください」と締めます。収録後の楽屋風景も楽しかったですよ。
明るく歯切れのいい音月、優しくソフトな彩那、クールなおとぼけがユニークな香綾。雪組のさわやかな空気が感じられた楽しいトークでした。