第3回「雪組:彩吹真央・大湖せしる・蓮城まこと 司会:樹里咲穂」
約半年ぶりに、樹里咲穂司会の「JURIのやっぱりGOGO5!?」が開催されました。第3回のゲストは、雪組の彩吹真央、そして大湖せしる、蓮城まこと。東京宝劇場で『風の錦絵』『ZORRO 仮面のメサイア』を公演中の5月22日、東京・ヤクルトホールにて公開収録されました。いつもながらハイテンションの樹里に、彩吹、大湖、蓮城、さらに秘密の特別ゲスト(!)の奮闘もあり、爆笑につぐ爆笑。楽しいおしゃべりがくり広げられました。そこから、少しだけ紹介しましょう。
日時・会場
出演者彩吹真央・大湖せしる・蓮城まこと 司会:樹里咲穂 |
楽屋のドアがノックされ、「はーい」と樹里が登場。今回は、白と黒の太いボーダーがキュートなワンピース姿です。そして彩吹が入場。客席をぬって拍手のなか舞台に上がります。彩吹は、スリムなジーンズに黒シャツ、グレーのベスト。たがいに「待ってたよ!」、「来たかったよ!」と挨拶すると、大きな歓声が上がります。2人で舞台から延びたエプロンステージの先頭まで歩くと、会場にはさらに大きな歓声が。
席に着くと、まず樹里から報告が。なんと樹里、やっと(!)スカイ・ステージに入ったんです。現役時代からずっと、スカイ・ステージで活躍してきたのにもかかわらず、いままで未加入だったんですね。入ったら「はまってしまって、朝7時から観ている」と笑います。つけたらいきなり「自分の顔のアップでびっくり」したこともあったとか。
話題はまず公演について。『風の錦絵』で樹里が「やられた」のはまず風車の場面、そしてソーラン節。樹里も現役時代『ミレニアム・チャレンジャー!』でやってましたね。彩吹たちのソーランは、頭が青天で、樹里「マツケン・サンバみたい」と大ウケ。『ZORRO 仮面のメサイア』で彩吹が演じたのは、ディエゴ(ZORRO)に敵対するメンドーサ大佐。「ゆみこ(彩吹)、仇役多いね。カッコいいね」と言われ、彩吹「水さんのヒーローに対して、私はどうしても。でも悪役がくるとうれしい」。いい人、ぼんぼん系の役が多かったですからね。悪役に力が入るのか「声ガラガラでKGGです」と笑わせます。もう一つ「HGG」があるそうで、なんだかわかりますか? 謎解きは番組で。「メンドーサって歌うまいんですよ。その割には女の扱い、ヘタなんですよ」と言われ、彩吹「この間、お衣装部さんに、(ディエゴが不在だった)『7年間もどうして告白しなかったんですか、奥手なんですね』と言われました(笑)」。メンドーサって女性に不器用なんですね。
話題はオフの話から2人の共通点に。組こそ一緒になったことはありませんが、けっこう接点があって、いちばん最初は入団前の小中学校時代。2人とも宝コドモアテネに通っていたんですね。コドモアテネは日曜開催のお稽古スクールですが、宝音楽学校そっくりの茶色の制服がかわいいんです。この制服を着て宝の街を行く子ども時代の彩吹と樹里。「背が高くてヒョロッとした」その姿を想像してしまいました。入団してすぐの組回りのとき一緒だった『エールの残照』東京公演など話が弾みます。『エリザベート』のフランツ、『ファントム』のキャリエール…同じ役も多いんです。
そこに大湖と蓮城が登場しました。脚を広げヒョコッと頭を下げ自己紹介する大湖に「三河屋さんみたい」と樹里、大笑い。「もっとカッコよく」とやり直させ、今度は男役らしくキザる大湖と、続く蓮城に場内爆笑です。蓮城の愛称は「きんぐ」。彩吹に「同期が集まるとおばあちゃんになってもきんぐ」と突っ込まれてました。
「ゆみこの意外な一面は?」…「猫が好きです」「まばたきが長い」など、楽しい話が続いたそのとき突然、会場から声が。特別ゲスト2人が登場したのですが、これが「君たち、リハーサルとぜんぜん違うことやってるやんっ! メッチャおもしろい」と樹里が大笑いするほどの、おもしろさ。
特別ゲストが去ったあと、クイズ「やっぱり、そこは、めくっとく、でしょう!」のコーナーに。1人ずつパネルをめくり、出てきた質問に答えるというもの。サンスター商品が当たる可能性もありますが、罰ゲームも。「歴史上の人物で話したい人は?」(彩吹の答えはフランツ)などQ&Aが続き、彩吹がガムデンタルリンスを当て、蓮城が「1公演で3、4本使う」という愛用品、VO5ヘアスプレイ ナチュラルキープを当てたあとも、なかなか出ない罰ゲーム。そしてとうとう出たのですが…。ただ言えるのは、「ゆみこっていい人!」。
歌のコーナー、プレゼント抽選会(JURI賞に注目!)のあと、特別ゲストも入った全員の挨拶で番組は終わりました。樹里が「ホントに今回の彩吹さんチームはアカデミー賞ものですよ」と言うほどの、ショーマンシップ満開のトークでした。収録後の楽屋話も楽しかったですよ。それでは、次回をお楽しみに!