第6回「星組:柚希礼音・夢乃聖夏・紅ゆずる 司会:樹里咲穂」
樹里咲穂司会の「JURIのやっぱりGOGO5!?」。第6回のゲストは、星組の柚希礼音、そして夢乃聖夏、紅ゆずる。東京宝劇場で星組公演『ハプスブルクの宝剣−魂に宿る光−』『BOLERO』を公演中の3月10日、東京・新橋のヤクルトホールで収録されました。樹里のつっこみに、穏やかおっとり答える柚希、元気で楽しい夢乃と紅…笑いのたえないトークがくり広げられました。そこから少しだけ紹介しましょう。
日時・会場
出演者柚希礼音・夢乃聖夏・紅ゆずる 司会:樹里咲穂 |
楽屋のドアが「コンコン」とノックされ出てきた樹里。ショートボブに、落ち着いた色合いのワンピース姿での登場です。「では行ってきます」と舞台に向かいます。歓声のなか「みなさん、こんにちは」と挨拶。収録日は大変寒かったのですね。「お寒い中ようこそ。ホントに寒いですけど、私はこんな寒い格好で」と笑わせていると、ゲストの柚希が客席から登場。こちらは男役らしく黒のパンツスーツ姿。「よろしくお願いします」「ようこそ」と挨拶しあいます。まずは舞台前のエプロンステージを2人でウォーキング。腕を組んで進み、客席近くでポーズを決めると、客席は「キャー」。舞台に戻って樹里いわく「紳士やね。男前やね!」。
席に座り、トーク開始です。まずは樹里が観劇したばかりの公演の感想から。「おもしろかったよ…ノリにのってますね。旬のトップさんやと思って」という樹里に柚希「ありがとうございます」。「大変やね、ユダヤの人。やることやること裏目に出て」…「大変なんです(笑)」と『ハプスブルクの宝剣−魂に宿る光−』について話が弾み、続いてはショー『BOLERO』の話へ。「ダンス、感動しました」と樹里。
柚希が裸足で踊る場面について、樹里が「なんなのあのポイント。みなさん、見てます? つま先ってあんな曲がらへんよ」と言うと、柚希、笑いながら「私、昔よく、つま先のびすぎていて、男役だと気持ち悪いって言われてたんですよ。だからやっと(つま先のばしを)発揮できる場面があれ」。ダンスの名手・柚希も、下級生のころには、男役で踊らないといけないと、ダメを出されたことがあるんですね。「でもすばらしいよね。タカラヅカとして見てカッコいい人ほかにもいるけど、本気でうまいよね。すごいよね」とほめる樹里に柚希、照れて「がんばります」。
柚希は続いて全国ツアーで『激情』に出演します。実はこの作品、柚希が大好きで出演を熱望していたんですね。なぜ好きか、柚希が一生懸命語るので、このあたり、必見です。宙組の初演時に出演していた樹里も加わり、『激情』談議で盛り上がります。そして夏の梅田芸術劇場と博多座は、世界各国でヒットしたミュージカル『ロミオとジュリエット』。小池修一郎演出でタカラヅカ初の上演となります。
そんな公演の話に引き続き、バレンタインデーに相手役の夢咲ねねからもらったという手作りクッキーの話をしていると…夢乃聖夏と紅ゆずるが、なんと踊りながら登場しました!2人も柚希同様、黒のスーツで男役らしくキメているのですが、その仕種がおかしくて、会場は早くも笑いに包まれます。はきはきぱきぱきした夢乃と、ユニークな紅の会話、2人のかけ合いがおもしろい! 芝居のハンガリーの場面、ショーのアフリカの場面で「トマケ! トマケ!」と銀橋に登場する印象的なシーンについてなど、実演つきで、話が弾みます。
樹里が柚希についての内緒話を聞き…夢乃と紅がばらした秘密、これは放送でぜひ確かめてください。思わず笑ってしまいました。そして2人のなかではいま、戦国ブームなんですって。歴女ですね。とくに紅は幕末好きで、新撰組の隊士のストラップを集めているそう。そして、柚希にやってほしい役として2人が考えたのが明智光秀。なぜ明智光秀か、夢乃の熱弁も見逃せません。樹里「演出したら? 『戦国ろまん、明智光秀』。でもダンスないで」。会場は大爆笑です。
そして恒例の「やっぱり そこは めくっとくでしょう!」のコーナーに。いつも通り、16枚のパネルを順にめくり、出てきた質問に答え、サンスター商品が出てきたらそれがもらえるというクイズで、罰ゲームが出ることも。「このDVDはまります」、「やっぱり失敗しました!」、「それぞれの男役ならではの決めポーズ」(元星組トップスター 安蘭けい直伝のウィンクで会場は大盛り上がり!)など続き、夢乃はVO5ヘアスプレイ カールキープ、VO5forMENヘアスプレイ スーパーハード、紅はオーラツー ステインクリアペースト、VO5ヘアスプレイ スーパーキープとサンスター商品を当てますが、柚希は当たらない…。ちなみに愛用のVO5ヘアスプレイは、柚希がナチュラルキープとスーパーキープで、ショーには崩れにくいスーパーキープ、夢乃もナチュラルキープとスーパーキープ、紅はforMENスーパーハードとウルトラスーパーハードだそうです。そして、パネルが残りわずかになった時、とうとう出ました! 一体誰が、どんな罰ゲームを披露したのでしょうか…これは放送で見るしかないですね。おもしろいですよ!!
歌のコーナー、プレゼント抽選会(今回のJURI賞は?)と続き、出演者の挨拶で幕となりました。
樹里の最後の言葉「すごく活き活きした組になっていて、ああいうおもしろい若手の人がいるから(笑)、柚希さんものびのびと羽根をしょってがんばれるんだと思います」のように、おっとりと器の大きな柚希に、元気でユニークな若手、夢乃と紅がからみ、爆笑を呼んだ楽しいトークでした。収録後の楽屋話も楽しいですよ。