可憐な娘役として活躍した東千晃が出演。下級生時代はオーディションで選ばれ、主にダンスの大役を得ていた。雪組に組替え後、トップ娘役に。相手役の汀夏子には、娘役としてのあり方をたくさん教えてもらったと話す。「いつも新鮮な気持ちで役に取り組み、役の上で相手役を本当に好きになること。そして、華の部分を出すこと」が娘役として心がけていたことだとか。声が出なくなった時に、周りがいろいろ助けてくれて、宝塚はなんて温かいところだろうと感激したと語る。そして、退団公演となった『小さな花がひらいた』の台本をもらった時には、涙が止まらないほど、嬉しかったと話す。たくさんの役を演じることができて、楽しかったと宝塚時代を振り返る。

主な出演者東千晃