ヴェルディのオペラ「アイーダ」を、宝塚バージョンとして、新たな脚本、新たな音楽で舞台化。'03年芸術祭優秀賞受賞作品。マイヤ・プリセツカヤの振付も話題に。星組新主演コンビ・湖月わたると檀れいの大劇場お披露目公演。'03年星組・宝塚大劇場。脚本・演出は木村信司。湖月わたる、檀れい、安蘭けい 他。古代エジプトの若き将軍ラダメス（湖月）と、エジプト王女アムネリス（檀）、そしてエジプトに敗れ囚われの身となったエチオピア王女アイーダ（安蘭）の愛の葛藤を描く。エチオピア王家の息子ウバルド（汐美真帆）や家臣カマンテ（真飛聖）らの魂が現代に甦り、ラダメスとアイーダの悲劇を語り始める。エジプトはファラオ（箙かおる）のもと、領土を拡大。将軍ラダメス率いるエジプト軍によりエチオピアは壊滅状態に陥っていた。しかしラダメスは捕らわれの身となったエチオピア王女アイーダに心惹かれ、許嫁でファラオの娘であるアムネリスの侍女とする。アイーダも次第にラダメスに心を許すが、二人の関係はやがてアムネリスの知るところとなってしまい、その激しい嫉妬を招く。

主な出演者湖月わたる、檀れい、安蘭けい　他