作・演出の岡田敬二の「ロマンチック・レビュー・シリーズ」。”薔薇”をテーマに、様々な伝説、花言葉などを華やかに、優美に描いたレビュー作品。轟悠・月影瞳の主演コンビの最後の作品となり、雪組主演娘役・月影瞳の退団公演でもあり、退団挨拶付。'02年雪組・東京宝塚劇場・千秋楽。轟、月影、絵麻緒ゆう　他。優美なメロディにのせて、バラの三銃士（朝海ひかる、貴城けい、音月桂）がレビューへ誘う。バラの王子（轟）が主題歌を歌う、「オープニング」。吟遊詩人（絵麻緒）が語りだす、「薔薇戦争」。美の女神アフロディテ（月影）の物語、「バラの露」。“ジェラシー”、“ラ・ロジータ”の音楽で、黒バラの歌手（轟）を中心に繰り広げられる、「パッション・ローズ」など。フィナーレは、白バラの紳士（轟）と淑女（月影）のデュエットダンスの後、大階段に次々とスターたちが登場して、バラをテーマにした名曲を歌い継ぎ、パレードへ。

主な出演者轟悠、月影瞳、絵麻緒ゆう　他