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Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス(’21年宙組・梅田芸術劇場)字幕

戦時下の情報戦を戦い抜く男たちのドラマと芸術を愛し守ろうとする人々の熱い想いを絡め、先行きの見えない日々を精一杯生きる人々のヒューマン・ドラマに20世紀初頭のパリで華開いた“バレエ・リュス”の輝きへのオマージュを散りばめたオリジナル・ミュージカル。作・演出は植田景子。'21年宙組・梅田芸術劇場。真風涼帆、潤花、芹香斗亜 他。スイスのリゾート地サン・モリッツに佇むHotel Svizra House(ホテル スヴィッツラ ハウス)。第二次世界大戦中期、ナチスドイツの脅威が広がるヨーロッパにおいて中立国であるスイスは“謀略の十字路”と呼ばれ、様々な国籍、階級、職業の人々が行き来していた。戦火を逃れた富裕層が集うこのホテルに、今日もまた一人、新たな客がやって来る。オランダ貴族の父とバレエ・リュスのダンサーを母に持つロベルト・フォン・アムスベルク(真風)は、ロンドン駐在の外交官として多忙な日々を送っていたが、彼の真の任務は、英国情報部の為に働くスパイキャッチャーとして敵国のスパイを摘発することであった。ある重要なミッションを受けてサン・モリッツにやってきたロベルトは、ドイツ軍のパリ占領により失業したバレエダンサーのニーナ(潤)と出会う。ホテルではロシアの亡命貴族の伯爵が主催するニジンスキー救済のチャリティ・バレエ公演が予定されており、ニーナはその公演で踊るためにやって来たのだった。そこに、この公演のスポンサーで芸術のパトロンでもある、オーストリアの実業家ヘルマン・クラウスナー(芹香)が、艶やかな美女を伴い訪れる。

主な出演者真風涼帆、潤花、芹香斗亜 他

放送日時

  • スヴィッツラハウス、好きです
    投稿者:せいら
    真風さんと潤花さん、そして芹香さんだからこその美しい作品。
    ラストシーンの幸せな瞬間まで、幸福で美しい作品でした。
    大好きな大好きな作品です。
    こんな素晴らしい作品をありがとうございました
    投稿日時:2023年06月11日
  • 不安ないまを生きる希望に…
    投稿者:ゆきんこ
    戦争で人々の命や生活が脅かされているいま、歴史の重みを実感します。
    この時代に生きていた人々も、誰もが平和に幸せに暮らしたいと願っていたはずで、戦争の犠牲で歪んだ状況が生まれてしまったことを思うと心を痛めます。

    無観客にも関わらず心震わす舞台を届けてくださった出演者やスタッフの方々に感謝とエールの気持ちでいっぱいです。
    一日も早く、世界平和と日常が戻りますよう願ってやみません。
    投稿日時:2022年03月07日
  • 混迷の時代に射す一筋の光
    投稿者:よ子
    時代の大きな畝りの中で公演自体が無観客開催となってしまった本作ですが、こんな時代だからこそ観たい、そして観てほしい逸品です。
    このホテルスヴィッツラハウスは、21年当時は感染ウイルスに、スカイステージでの初放送時には戦争に思いを馳せることになった、奇しくも時代に寄り添い多面的彩りを見せてくれる作品となりました。
    サスペンス×戦争×芸術という題材が複雑に丁寧に折り重なり、怒涛の展開と胸を刺すストーリー、植田景子女史と宙組の生み出した刹那の祈りのような物語。
    まだまだ先の見えない混迷の時代ですが、人々の祈りは常に前を向き、歩みを止めず、そしてその人生の中にステージが、ステージの中に息衝く命があることを、今一度噛み締めたいと思います。
    投稿日時:2022年03月07日

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