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殉情−谷崎潤一郎作「春琴抄」より−(’22年花組・バウ・千秋楽 主演:帆純まひろ)字幕

1995年と2002年に絵麻緒ゆう主演で上演。2008年にはバウ・ワークショップとして早霧せいなと蓮水ゆうや主演で再演され、いずれも好評を博した。谷崎潤一郎の名作「春琴抄」をミュージカル化した作品で、明治時代の大阪を舞台に、薬問屋の盲目の娘春琴に仕える佐助の愛と献身を描き、その美しくも残酷な究極の愛の形に迫る。帆純まひろと一之瀬航季主演で上演したものの帆純版。’22年花組・宝塚バウホール・千秋楽。監修・脚本は石田昌也。潤色・演出は竹田悠一郎。現代の大阪。下寺町の墓地でデートをしていたマモル(希波らいと)とユリコ(美里玲菜)は、春琴と佐助の墓を見つけ、郷土史研究家の石橋(紅羽真希)に質問する…。時は明治初頭。丁稚の佐助(帆純)は、店の娘で盲目の春琴(朝葉ことの)の三味線の音、そして美貌に魅せられ、献身的に仕えていた。春琴を慕う佐助はこっそりと三味線の稽古を始め、それを知った春琴は佐助に稽古をつけ始めるが、その稽古は次第にいじめの様相を呈してくる。春琴も佐助を愛していたが、素直になれなかったのだ…。

主な出演者帆純まひろ 他

放送日時
2024年05月16(18:30)

  • 圧巻
    投稿者:ゆゆ
    谷崎潤一郎のサディステックな世界観が見事に表現された、鳥肌ものの舞台でした。佐助を演じる帆純さんと春琴を演じる朝葉さんの1幕と2幕の演じ分けが素晴らしかったです。1幕は基本的には陽。だけどそのところどころに陰が感じられて、それが伏線となるように、ニ幕は2人だけの閉じられた狂気的だけど耽美な世界。芝居が上手いだけではここまでにはならない、役として生きているからこそここまで表現できるのだなと、主演のお二人の芝居力に圧倒されました。特にクライマックスシーン(春琴が顔に傷を負ってから)の佐助のお芝居は見どころです。劇場内の空気が冷たく変わったのを覚えていますが、映像では帆純さんの目の表現がしっかり映っていて、生で見た時の空気感を味わうことができました。
    投稿日時:2023年04月23日
  • 観たかった
    投稿者:akina
    帆純さんが演じる佐助。
    舞台で観るとなかなか観られない部分もTVの画像で観るとさらに細かい表情が観られて、演技にお話に吸い込まれました。
    朝葉ことのさんとの声のバランスがとても良く、聞き惚れてしまいます。
    まだまだ観たい、皆様に観ていただきたい作品です。
    投稿日時:2023年04月15日
  • 春琴と佐助が今ここにいる
    投稿者:vis
     帆純まひろさんの美しさは知ってはいましたが陰陽でいえば陽、乾湿でいえば乾、爽やかな印象があり、公演が発表になったときは意外な配役という印象を受けました。
    しかし観劇すると、豊かに変化する表情、台詞の一音、手の動きにさえ役を丹念に表現する芝居の巧さがあり、春琴に深い情を注ぎ執着さえしている佐助が生き生きと息づいていて「佐助が今ここにいる。宝塚歌劇の春琴抄にぴったりだ」と大感動しました。
    また滑舌、歌唱がこれまでより格段によくなり男役十年の研鑽と進化がよくわかり、主演を任されることも納得でした。
     朝葉ことのさんのお芝居をきちんと観るのは初めてでしたが声がよくて全ての台詞が聞きやすい上に歌も巧くて次々にお着換えする華やかな振袖がとても素敵でした。
    春琴のプライドと誇り、悲しいからこその高慢さと苛烈さ、キツさも伝わってきてすばらしいヒロインでした。
    峰果とわさん、詩希すみれさん、天城れいんさんの好演も作品全体のレベルを非常に高いものにしており花組の若手の充実ぶりが伝わってきました。
    和物ミュージカルのよさが新しくなったナンンバー、お衣装からも伝わってきます。多くの方にご覧いただきたいです。
    投稿日時:2023年04月14日

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殉情−谷崎潤一郎作「春琴抄」より−(’22年花組・バウ・千秋楽 主演:帆純まひろ)

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