2023年6月11日の宙組・東京宝塚劇場公演・千秋楽をもって、宝塚を卒業する宙組トップ娘役・潤花のサヨナラ特別番組。潤は、2016年星組公演『こうもり』『THE ENTERTAINER！』で初舞台を踏み、その後雪組に配属になりました。早くからその華やかな人柄とダイナミックなダンスで注目を集め、2017年『ひかりふる路〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』新人公演でヒロインのマリー＝アンヌ役、2018年『凱旋門』新人公演でもジョアン・マヅー役を演じるなど印象的な舞台を見せました。続く2019年には宝塚バウホール公演『PR×PRince』、エル役でバウホール公演初ヒロインを、同年の『ハリウッド・ゴシップ』（KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ公演）で、東上公演初ヒロインを演じるなど、重責を糧にますますその輝きを増していきます。2020年には3度目となる新人公演ヒロイン役を『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』で演じ、さらに当初は全国ツアーとして予定されていた『炎のボレロ』ではカテリーナ・ドロレス役で主演の彩風咲奈の相手役を務めるなど、雪組には欠かせない存在となりました。その後、宙組へと組替えになり2021年、真風涼帆の相手役として宙組トップ娘役に就任。『シャーロック・ホームズ−The Game Is Afoot!−』アイリーン・アドラー、『NEVER SAY GOODBYE』キャサリン・マクレガー、『HiGH&LOW　−THE PREQUEL−』カナなど、数々の舞台で活躍。ラストステージは『カジノ・ロワイヤル 〜我が名はボンド〜』デルフィーヌ役としてその魅力をいかんなく発揮。番組では、潤のこれまでの舞台を振り返り、ロングインタビューと舞台映像で綴ります。また、同期生でもあり、バトンを繋ぐことになった春乃さくらとの対談や、これまで潤の役を新人公演で演じてきた山吹ひばり、美星帆那との座談会コーナーもお届けします。

主な出演者潤花