これまでありそうでなかった、芸歴はもちろん、個性も人間性も豊かな専科同士の顔合わせ、第8回は、MCに95期の輝月ゆうま、ゲストに最上級生57期の京三紗が登場。宝塚大劇場2階にある「宝塚ホテル 和食くすのき」で聞きごたえたっぷりのトークを繰り広げます。1971年に入団、花組『花は散る散る』で初舞台を踏み花組に配属されたあと、1976年には月組に組替えした京。月組時代で印象に残る出演作として、1981年『新源氏物語』の王命婦役と1982年『永遠物語』の富島よね役について語ります。その後1991年、雪組に組替えと同時に組長就任という驚きの展開もありながら、1996年『エリザベート』に出演、初演ならではの苦労や当時の貴重なエピソードも語ります。ここで閑話休題の「一問一答」は、まずON編。簡潔な答えとテンポの良さ、キュートな表情が印象的です。1996年に専科に異動、以降で特筆すべき出演作として、憧れのマリア公爵夫人役を演じた2008年花組『ME AND MY GIRL』、膨大な台詞を言いきった語り部役の2018年花組『蘭陵王』、演じる楽しさに満ちていた2019年雪組『20世紀号に乗って』を挙げ、聞きごたえあるエピソードを語ります。ここで、京の個性や愛らしさをさらに感じる「一問一答」OFF編を挟み、昨年の花組『鴛鴦歌合戦』出演の上級生メンバーに聞きました！のアンケートコーナーへ。印象深かった役ベスト3、愛犬さくらやゲーム好きなど、京の若々しさやチャーミングなところ、意外な面を感じるとっておきのエピソードが披露されます。月組作品での共演はありながら、じっくりと話す機会はなかったというふたりのほど良き緊張感は番組が進むにつれ自然にほぐれて、なごやかさと楽しさがどんどん増した“京さんと輝月さん”によるひととき、とっておきの貴重なお時間をじっくりとお楽しみください！！

主な出演者京三紗、輝月ゆうま