これまでありそうでなかった、芸歴はもちろん、個性も人間性も豊かな専科同士の顔合わせ、第9回は、MCに92期の凛城きら、ゲストに72期の五峰亜季が登場。宝塚大劇場2階にある「宝塚ホテル 和食くすのき」で聞きごたえたっぷりのトークを繰り広げます。1986年に入団、星組『レビュー交響楽』で初舞台を踏み雪組に配属されてすぐに『三つのワルツ』、さらに『スイート・タイフーン』でも少数で踊るダンスシーンに抜擢された五峰−。以降、1992年ニューヨーク公演『TAKARAZUKA“夢”』でも選抜メンバーとなり、ダンサーとして着実に認められながら『ICARUS−追憶の薔薇を求めて−』や『凍てついた明日』など、大人の女性やクセのある女性も好演します。ここで閑話休題の「一問一答」は、まずON編。個性を感じる歯切れのよい回答が印象的です。番組中盤は2002年に異動してからの専科時代のこと。特筆すべき出演作として、二組での上演と続演を含めて計4回出演した『THE LAST PARTY 〜S.Fitzgerald‘s last day〜』、雪組『カラマーゾフの兄弟』、宙組『カルト・ワイン』を挙げて、当時の想いや貴重なエピソードを語ります。ここで、五峰の意外な面や率直さ、オリジナリティーの高い回答が秀逸な「一問一答」OFF編を挟み、昨年の雪組『双曲線上のカルテ』出演メンバーに聞きました！のアンケートコーナーへ。印象深かった役ベスト3、良く響く声や美脚、面白さの秘密!?にも触れる楽しいコーナーです。凛城の2006年雪組配属以降での共演が数作あるものの、じっくりと話す機会はほぼ初めてながら、そうとは思えないニュートラルなふたりによるさらっと楽しい応酬、笑顔にもなれるひととき―。“まゆみさんとれいかちゃん”だからの朗らかで元気の出るお時間を存分にお楽しみください！！

主な出演者五峰亜季、凛城きら