2024年5月26日の花組東京宝塚劇場公演『アルカンシェル』千秋楽をもって、宝塚を卒業する花組トップスター・柚香光のサヨナラ特別番組。柚香は2009年宙組公演『薔薇に降る雨』で初舞台を踏み、花組に配属。早くからその卓越したダンス力でショーでの抜擢に応え、2014年『ラスト・タイクーン−ハリウッドの帝王、不滅の愛−』で初めての新人公演主演、同年『ノクターン −遠い夏の日の記憶−』でバウホール公演の主演を果たす。続く、『エリザベート−愛と死の輪舞−』、翌年の『新源氏物語』と３作に渡り新人公演の主演を経験し、着実にその華やかな存在感を増していく。2017年の『はいからさんが通る』が初めての東上作品主演となり、後の大劇場お披露目公演にもなった伊集院忍役に出会う。2018年には『メランコリック・ジゴロ』『EXCITER!!2018』で全国ツアー初主演。2019年の『花より男子』で２度目の東上作品の主演・道明寺司役を演じ、その輝きを唯一無二のものとする。2020年、未曽有の感染症に世の中が混乱するなか、花組トップスターお披露目公演『はいからさんが通る』は、4か月遅れで初日を開け、その後も公演中止を余儀なくされる公演が続きながらも天性の穏やかさと、華やかさで多くのファンを魅了し続けました。番組では、そんな柚香のこれまでの舞台を振り返り、ロングインタビューと舞台映像で綴ります。また、柚香からのリクエストにより実現した、95期の同期生8人によるスペシャル座談会コーナーでは、それぞれの想いを柚香へ贈ります。

主な出演者柚香光、月城かなと、朝美絢、礼真琴、桜木みなと／水美舞斗、輝月ゆうま、瀬央ゆりあ