2024年5月26日の花組・東京宝塚劇場公演・千秋楽をもって、宝塚を卒業する花組トップ娘役・星風まどかのサヨナラ特別番組。星風は、2014年月組公演『宝塚をどり』で初舞台を踏み、翌年2015年に宙組に配属。同年、初めての新人公演『王家に捧ぐ歌』でアイーダ役、『相続人の肖像』（宝塚バウホール）ではイザベル役と、続けてヒロインに抜擢され、早くから注目を集めました。その後も『ヴァンパイア・サクセション』（シアター・ドラマシティ／KAAT神奈川芸術劇場）ではルーシー・スレイター役、『エリザベート−愛と死の輪舞−』新人公演ではエリザベート役を演じるなど数々のヒロインを務め、2018年『WEST SIDE STORY』で真風涼帆の相手役として宙組トップ娘役に就任。大劇場お披露目公演『天は赤い河のほとり』ではユーリ役を演じ、確かな演技力で人気少女漫画の世界観を表現しました。『アナスタシア』ではアーニャ役を演じ、のびやかで美しい歌声で魅了しました。この後2021年2月に専科へ、同年7月に花組へ組替えし、『哀しみのコルドバ』『Cool Beast!!』で柚香光の相手役として花組トップ娘役に就任。新トップコンビで大劇場お披露目公演となる『元禄バロックロック』ではキラ役を演じ、持ち前の愛らしさと艶やかさをいかんなく発揮しました。『TOP HAT』では、柚香光と息の合ったダンスを披露。『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』マリー・ダグー伯爵夫人、『うたかたの恋』マリー・ヴェッツェラ、『鴛鴦歌合戦』お春など、数々の舞台で活躍。ラストステージとなる『アルカンシェル』では、レビュー劇場の看板歌手カトリーヌを演じています。番組では、星風のこれまでの舞台を振り返り、ロングインタビューと舞台映像で綴ります。また、星風のリクエストで実現した同期の月組・風間柚乃とのコラボレーション企画も。どうぞお見逃しなく！

主な出演者星風まどか