2024年7月7日の月組・東京宝塚劇場公演・千秋楽をもって、宝塚を卒業する月組トップ娘役・海乃美月のサヨナラ特別番組。海乃は、2011年星組公演『ノバ・ボサ・ノバ』『めぐり会いは再び』で初舞台を踏み、翌年2012年に月組へ配属。2013年、2度目の新人公演となる『ベルサイユのばら』−オスカルとアンドレ編−で、トップ娘役・愛希れいか演じるロザリー役に抜擢。その後も新人公演では度々、愛希の役を演じるほか、2015年『1789−バスティーユの恋人たち−』では、役替わりでオランプ・デュ・ピュジェ役に抜擢されるなど、早くからその実力を発揮しました。その後、『THE LAST PARTY 〜S.Fitzgerald's last day〜』ゼルダ・フィッツジェラルド役、『Anna Karenina』アンナ・カレーニナ役、『ダル・レークの恋』カマラ役など、数多くのヒロインを務め、その経験を糧にますますその魅力を増していきます。2021年『川霧の橋』『Dream Chaser　−新たな夢へ−』で月城かなとの相手役として月組トップ娘役に就任。大劇場お披露目公演『今夜、ロマンス劇場で』では、モノクロフィルムのプリンセス・美雪役を見事に演じ、好評を得ました。『グレート・ギャツビー』デイジー・ブキャナン役、『応天の門』昭姫役、『フリューゲル　−君がくれた翼−』ナディア・シュナイダー役と多種多様な役どころを演じ、柔らかさの中にもしっかりと芯の通った存在感のある娘役となりました。ラストステージとなる『Eternal Voice 消え残る想い』では特殊な能力を秘めた女性アデーラ役を演じ、『Grande TAKARAZUKA 110!』では娘役集大成とも言える華麗な歌とダンスを披露しています。番組では、海乃のこれまでの舞台を振り返り、ロングインタビューと舞台映像で綴ります。また、月組トップ娘役のバトンを引き継ぐ天紫珠李との対談もお届けします。どうぞお見逃しなく！

主な出演者海乃美月