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秋…冬への前奏曲−悲しみのパ・ド・ドゥ−(’90年花組・宝塚)

ナチズム台頭時代のベルリンを舞台に、“芸術共同体”を目指して集まった青年たちの鮮烈な姿を描く。'90年花組・宝塚大劇場。作・演出は谷正純。大浦みずき、ひびき美都、朝香じゅん 他。ベルリンのキャバレー“ヴェルト・ビュルガー”。オーナーのコマロフスキー伯爵(朝香)は、ポーランドからのアンジェイ(安寿ミラ)をはじめとした亡命芸術家たちの支援者であり、裏では密輸・密出入国で儲ける“顔”だった。同じころ、ボヘミアの森ではチェコのダンサー、ヤナーチェク(大浦)とスロバキアのダンサー、ナディア(ひびき)がドイツへの亡命を企てていた。両国の確執は深く、2人の愛は許されないものだったのだ。そこにナディアの弟でスロバキア独立運動の先鋒ルボル(真矢みき)が現れ、ヤナーチェクに銃を向ける。ナディアは彼をかばって倒れ、ヤナーチェクは森の奥へ消える。1年後、コマロフスキー伯爵は天才ダンサー、ユーリーを売り出す。彼こそヤナーチェクだった。

主な出演者大浦みずき、ひびき美都、朝香じゅん 他

放送日時

  • 語り伝えよう、いつまでも
    投稿者:ゆめみ
    主題歌を聴きながら、泣いてしまいました。
    奇しくも、秋の日、おととしの11月に亡くなられたなつめさん。この歌そのものが、歌詞のひとことひとことが、なつめさんの死を悼むかのようで・・・。
    でも、なつめさん、私たちはあなたの舞台を忘れません。「大浦みずき」というダンスの名手がいたことを、いつまでも語り伝えていきたいと思います。このようにしてスカイステージで放映されるあなたの舞台を、「短くも燃え尽きた命の証」として。
    投稿日時:2011年05月17日

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