華やかでありながら妖しい美しさも秘めたパリの街。人々を魅了するパリの名所をテーマとした、ドラマティックな場面の数々で綴るレビュー作品。作・演出は藤井大介。'23年雪組・東京宝塚劇場・千秋楽。彩風咲奈、夢白あや、朝美絢　他。幕開き、稀代の芸術家たちが理想の女性を思って高らかに歌うと大階段の中央に美女ベル・ファム（彩風）が登場。その後、「モン・パリ」に乗せてフルール達がラインダンスを披露する。次章ではビジュー・オムとアムール達が様々な宝石の魅力を伝える主題歌を歌い継いでいく。景色は、芸術の町モンパルナスからコンコルド広場、ルーヴル美術館へと広がり、歴史を誇るカルナヴァレ博物館へ。有名なシャンソンをアレンジした、激しいラテンメドレーでヴァイオレットの男女が歌い踊り中詰めへ。若者の街、カルチェ・ラタンでは華やかなカンカンが繰り広げられパリの一夜は盛り上がり、凱旋門がそびえる華やかなシャンゼリゼ大通りへ。フィナーレ♪愛の宝石にのせたデュエットダンスからパレードへと続く。

主な出演者彩風咲奈、夢白あや、朝美絢　他