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白昼の稲妻(’04年宙組・東京・千秋楽)

19世紀前半のパリ。劇作を志す青年貴族と復讐に燃える伯爵令嬢の恋を、貴族のサロンと、「犯罪大通り」と呼ばれる下町の劇場街を舞台に描く。東京公演ではランブルーズ侯爵役を安蘭けいと水夏希が役替りで演じ、今作は安蘭が演じたバージョン。'04年宙組・東京宝塚劇場・千秋楽。作・柴田侑宏。演出は荻田浩一。和央ようか、花總まり、初風緑(専科)、安蘭(星組) 他。アルベール(和央)は互いに恋心を抱きながら消息不明だったヴィヴィアンヌ(花總)と8年振りに再会する。ヴィヴィアンヌは相次ぐ政変で、父と兄を失くし、母と共にイギリスへ亡命していたのだった。二人は互いの愛を確認するが、やがてアルベールは彼女が父と兄を暗殺した大貴族ランブルーズ侯爵(安蘭)に復讐しようしていることを知る。アルベールは彼女を傷つけずに自分の方法で、その復讐を成し遂げようと、友人のオーギュスト(初風)達の助けを借りて、一計を案じていく。

主な出演者和央ようか、花總まり/初風緑/安蘭けい 他

放送日時

  • ヴィヴィアンヌの復讐
    投稿者:ゆめみ
    この「白昼の稲妻」と現在上演中の「バレンシアの熱い花」、ともに柴田先生の演出ですが、この二作品をあわせみたとき、何か考えさせられましたね。
    「白昼・・・」のヴィヴィアンヌ、「バレンシア・・・」のフェルナンド、ともに家族を殺され、その仇を討つという決意を秘めている、そこまでは似ていますが、フェルナンドはその初心通り、仇討ちを果たし、一方、ヴィヴィアンヌは恋人の忠告により、「仇を殺す」という意味での仇討ちは諦めます。このことだけを見たならば、「目的」を果たせたのはフェルナンドで、ヴィヴィアンヌは「目的」を果たせなかったことになります。でも、幕が降りた時、どちらがより幸せになれたかを考えたならば、全く逆の結論が導き出されるように思うのです。
    「バレンシアの熱い花」先月、大劇場で観てきました。復讐は果たせたはずなのに、あのラストシーンには、何かむなしくて、やりきれませんでした。
    それに対し、「白昼の稲妻」の、恋人との幸せそうなラストシーン。
    何かで、「自分を不幸にした者への最大の復讐は、自分が幸せになること」というのを聞いたことがあります。まさに、ヴィヴィアンヌがその通りでしたよね。
    投稿日時:2007年08月22日

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白昼の稲妻(’04年宙組・東京・千秋楽)

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