各組スターの舞台に対する想い、エポックになった公演などをインタビューと舞台映像で綴った番組。今回は、月組・霧矢大夢のロングインタビューをお送りする。1994年入団の霧矢は、あっという間の10年だったと語ります。かつては元気印というイメージだったが、最近はおちついた大人の男役を演じることが多くなった。それは自身の芸域が広がり、成長したのだと思う。下級生時代を過ごした花組では、男役の基礎を学び、花組は自分のルーツだと感じると語ります。そして、研究科4年の時に月組に組替え。宙組ができ、他にもたくさん組替えの生徒がいたので、自然に受け入れられた。組替えがどういうものかも分からなかったが、良い機会かもしれないとプラスに考えたと、当時の心境を語ります。'98年『WEST SIDE STORY』では、初めての若い役・ベイビー・ジョンを、その新人公演では全く違う雰囲気の大人の男・ベルナルドを演じた。もともとミュージカルが好きで、本公演と新人公演で全く違う役を演じることになったこの公演がターニングポイントになったと、当時を振り返ります。どうぞお楽しみに！（2004年11月初回放送）

主な出演者霧矢大夢