2025年8月10日、星組東京宝塚劇場公演をもって宝塚を卒業する、星組・紫りらのサヨナラ番組。紫は2009年宙組公演『Amour それは…』で初舞台を踏み、その後、星組に配属されました。2011年『メイちゃんの執事−私の命に代えてお守りします−』の麻々原みるく役を愛らしく演じ、2013年『REON!!II』では、エトワールを務めました。2018年『ドクトル・ジバゴ』のオーリャ役や、2019年轟悠ディナーショー、2021年『婆娑羅の玄孫』でのお花役など、轟悠との出会いを通じて、「宝塚人生が変わった」と語る紫。その後も、2022年『ザ・ジェントル・ライアー 〜英国的、紳士と淑女のゲーム〜』のローラ【チーヴリー夫人】役や、2023年『バレンシアの熱い花』のセレスティーナ侯爵夫人役など、様々な役に挑戦し、壁を乗り越えて表現の幅を広げてきました。歌、芝居、踊りの三拍子そろった娘役として、長年にわたり星組を支えてきました。そんな紫りらの宝塚での軌跡をインタビューと舞台映像で振り返ります。

主な出演者紫りら