新宙組トップスターに就任した桜木みなとのこれまでの道のりと今の想い、そしてこれからの宙組についてロングインタビューでお届けします。桜木は、2009年『薔薇に降る雨』『Amour それは…』で初舞台を踏み、その後宙組に配属。その年の新人公演から2公演連続で凪七瑠海を本役とし、早くからそのアイドル的な華やかさで注目を集める。その後も『銀河英雄伝説＠TAKARAZUKA』のキルヒアイス役や、『風と共に去りぬ』のアシュレ役など、新人公演での重要な役どころに挑戦。2014年『白夜の誓い−グスタフ�V世、誇り高き王の戦い−』新人公演にて、初めて主演を務める。翌年、『王家に捧ぐ歌』、新人公演で二度目となる主演。続いて『相続人の肖像』でバウホール公演初主演を果たすなど、宙組の若手ホープとして着実に実力を蓄えていきます。その後も2016年の『エリザベート−愛と死の輪舞−』のルドルフ役、そして、二度目のバウ主演公演となる2017年の『パーシャルタイムトラベル 時空の果てに』など、様々な役どころで経験を積み、その存在感を確固たるものにしていく。その存在感は、2019年の博多座公演『黒い瞳』でのシヴァーブリン役、続く『オーシャンズ11』のテリー・ベネディクト役など、色濃い敵役を演じることでさらに大きなものへと成長させ、自身初の東上公演となった『カルト・ワイン』では、その蓄えたものを爆発させるようなエネルギーで、観客を魅了した。その翌年の2023年、『Xcalibur エクスカリバー』のランスロット役で宙組の二番手に就任、組の中心人物としてその存在感に磨きをかけていきます。そして、2025年6月の『ZORRO THE MUSICAL』が新宙組トップスターとしてのプレお披露目公演となりました。

主な出演者桜木みなと