芸歴はもちろん、個性も人間性も豊かな専科生が、気のおけない存在と言える相手と、幅広いテーマについて、きたんのないなごやかなトークを弾ませる番組。宝塚大劇場2階にある「宝塚ホテル 和食くすのき」で、前回の「専科のお時間」とはまた少し違った趣きを持つトークを展開します。今回は、1984年に宝塚歌劇団に入団した70期の万里柚美と、1983年に入団した69期の出雲綾が登場。実は入団前からご縁があり、万里の星組配属のあと、1998年に出雲が宙組に組替えするまでの間、共に星組時代を過ごしました。常に楽しいことを意識、余興にも力を注いだことなど楽しいエピソードには事欠きません。その後、出雲は宙組で副組長に就任、さらに組長を務め、万里もおよそ12年間、星組の副組長を務めたのち、2012年には組長に就任。さらに出雲は専科へ異動、月組に組替えして2008年に退団し、万里も2020年に専科へ異動と、立場や経験に重なりが多いところから話は弾み、組長としてのスタンスや苦労点なども振り返ります。ずっと出雲の背中を見ながらついていった…という万里の言葉が印象に残ります。性格や舞台人の持ち味などは違っても、長年にわたり公私共に理解を持って助け合い、親しい時間を過ごしてきたふたりです。星組時代の懐かしい思い出、心あたたまる今の交流ぶり、万里の舞台人としての魅力や日舞への想いといったオンの話題から、意外なオフの話題とその姿まで、ほがらかに楽しく、ふだん通りナチュラルな関西人パワーを放つ“ゆずみとたきちゃん”による、聞きごたえたっぷりのトーク、この番組ならではの貴重な顔合わせでお届けするとっておきのお時間を、じっくりとお楽しみください♪

主な出演者万里柚美／出雲綾