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アナジ(’96年雪組・バウ)

徳川幕府の鎖国政策で祖国を失った若者たちの壮絶な生き方を、長崎、平戸、五島列島、島原、琉球を舞台に描く。様々な人種をそれぞれの民族音楽とともに色彩豊かに絡ませている。'96年雪組・宝塚バウホール。作・演出は谷正純。轟悠、星奈優里、紺野まひる 他。海賊船「紅蓮丸」の船大将アナジ(轟)は父の遺骨を納めるべく7年ぶりに平戸に帰航するが、鎖国令により入国を禁じられる。アナジは五島列島の隠れキリシタンの島に身を隠し、島民たちと次第に心を通わせ、オランダ人との混血である島の主マリア佐和クリステル(紺野)と出会う。アナジは彼女との語らいにしばし安らぎを覚えるが、望郷の念は強く、再び平戸へと船を駆る。だが、平戸にはかつて「紅蓮丸」に襲われ、アナジに憎しみを燃やす女、玉琴(星奈)がいた。後に仲間となる琉球人クロバエ(安蘭けい)、松浦藩主松浦隆信(汝鳥伶)、アナジの母・縫(灯奈美)…愛憎が激しく交差する。

主な出演者轟悠、星奈優里、紺野まひる 他

放送日時

  • 日本物の神髄
    投稿者:35分出ずっぱり
    今でも重責を担われていらっしゃる轟さんですが、キリリとした端正な佇まいはお変わりないものの、可愛らしさも残っておられましたね。
    しかしやはり「漢(おとこ)」を髣髴とさせるお声や所作、何より立ち回りの見事さは、時代劇の俳優さんかと思わせる程。
    このクオリティでトップさんではないというのが恐ろしいです(笑)
    最後のシーン、上から降ってきた縄にもたれかかって死んでいく様は、後にも先にも轟さんしかないだろうというアクロバティックなものでした!
    何でもこなすタカラジェンヌとはいえ、女性にここまでやらせる谷先生にも驚きですが、それを完璧にやってのける轟さんには只々驚嘆しかありません!
    最後まで「憎たらしい」汝鳥さん、アナジを支え続ける立さん、雪組の下級生たちの熱意、何度見てもこちらまで熱くなる良い作品です。
    投稿日時:2020年11月09日
  • 壮絶な最期
    投稿者:栄勲の恋人
    お芝居とわかっていても、アナジの母が斬り殺される場面は、胸に迫るものがありました。演じられたイシちゃんにとっても、そうだったみたいですね。息絶えた母を抱くイシちゃんの頬に涙が伝っているのを見て、なんだかもう...辛すぎますね、この場面は。
    それにしても、壮絶だったのは、アナジの最期の場面。ロープで宙吊りですよ。こんな、怖すぎます。イシちゃん、本当によくやりました。見ている方も、悲劇の終末を悲しむどころじゃありません。それまで「アナジはどうなる?」と思いながら見ていたのが、壮絶すぎる最期に、たちまち現実に引き戻され、「イシちゃん、怖いだろうなぁ」こんな思いでいっぱいになってしまいました。...なんて言いつつ、実はその場面、楽しみにしているんですけどね。演じられたイシちゃんには、心から拍手を送りたいと思います。
    投稿日時:2007年01月18日
  • 充実
    投稿者:春一番
    いやぁ、本当に堪能しました。
    コーラスも芝居も充実。二人の専科さん(立さんと汝鳥さん)の迫力。それらを従えるだけの主演の力量。
    「日本のお方・明国のお方」「一番いい笑顔を探しに」「私達の島を外から見るとこんな形だったのですね」「俺を憎むのはいい。海を憎むのはよせ」など、録画しそびれたのでちょっと言い回しに自信がありませんが、台詞も素敵なものが多いですね。
    轟さんの殺陣には目を見張るばかり。本当に殺陣の名手です。
    当時研6だったと思われる汐美さん安蘭さんらの演技にもびっくり。まだ新公学年内、それも最上級生でさえなかったなんて信じられない思いです。当時の雪組下級生は素晴らしい演技巧者がズラリと揃っていたのですね。
    これで登場人物がほぼ全員死んでしまうというお話でなければもっとありがたいと、初めて見た時は思いましたが、今日何度目かに見て、これも必然だったのかもしれないと思い直しました。こんなに舞台上で死に絶えているのに、不思議と後味が良かったのです。
    こんなにのめり込めるお芝居、次の放送を待っています。
    投稿日時:2007年01月18日

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