大いなる優雅さをテーマに、さまざまな角度から優雅さを追求するレビュー作品。’83年雪組。宝塚大劇場。作・演出は岡田敬二。麻実れい、遥くらら、平みち 他。エレガンスの男女の踊りで幕が開き、麻実のテーマ曲、遥とのデュエットダンスと続く。千城恵の歌からロケットとなる。続くファッションの歴史では男役が女役として登場。杜けあき、北斗ひかる、尚すみれ、千城恵、そして麻実も女役に。現代となり、麻実が男役に変わって歌う。平中心の激しいダンス場面をはさみ、おっとりした青年・麻実と積極的な娘・遥のコミカルなラブ・ストーリー。そして雷鳴とともに黄金とクリスタルに輝く伝説の都がせり上がり、幻想的なシーンがくり広げられる。草笛雅子の歌による総踊りがくり広げられ、都は再び沈んで遥がレクイエムを歌う。麻実の歌で若鳥が羽ばたき始め、世界に向かって飛び立っていく場面が続き、華やかなフィナーレとなる。

主な出演者麻実れい、遥くらら、平みち　他