トップスターの舞台に対する想い、エポックになった公演などを、インタビューと舞台映像で綴った番組。今回は、花組主演男役（放送当時）・春野寿美礼のロングインタビューをお送りする。2002年8月3日に初日を迎えた花組博多座公演。その時、春野は「トップとして舞台に立ったことよりも、素晴らしい作品に恵まれ、花組全員が生き生きと楽しく舞台に立てていたことが嬉しかった」と話す。また、「舞台は一人で出来るものではない。みんなの力が結集して完成するもの」とも語る。先の東京公演で代役を務めた時のこと、トップ就任が決まった時の心境など、春野の素直な気持ちを語る。また、これまでの舞台を振り返り、下級生時代の思い出、エポックとなった公演、どのような男役を目指していたかなども、舞台映像とあわせてお送りする。そして、トップとなった今、「いろんな役に挑戦したいけれども、自身の魅力をもっともっと掘り下げて行きたい。春の柔らかさの中に、夏や秋、冬の魅力も出せる舞台人になりたい。そして、包容力のある男役になりたい」と語る春野。また、花組の仲間に対する熱い想いも切々と語り、大劇場お披露目公演『エリザベート』への抱負も。

主な出演者春野寿美礼