宝塚歌劇の生徒たちが日本全国の「美の世界」を追い求める旅番組。様々な街の風景、人との出逢いを通じ、新たな「美」を発見します。今回は雪組（放送当時）の壮一帆が旅の案内人。著名な作家や多くの文化人が愛した飛騨高山を訪れます。岐阜県と富山県の県境にある砺波市には、チューリップを始めとした四季折々の花を楽しむことのできる砺波チューリップ公園があります。園内には、日本唯一の五連揚水水車があり、毎分6.4トンもの水をくみ上げられるそうです。そのほかにも「らせん水車」や「上掛け水車」など珍しい水車がたくさんあります。遊覧船に乗り、小牧ダム堰提と大牧温泉を結ぶ庄川峡をめぐり、自然の美しさを堪能、そしていよいよ白川郷へ。合掌造りと呼ばれる、両手で合唱をしたような形をしたかやぶき屋根の民家が何棟も連なっており、1995年にはユネスコの世界遺産にも登録されました。そこにアトリエを構えて個性的な作品を描きつづける芸術家・焔仁さんの作品を訪ねて美術館へ。その後、白川郷の昔話を聞きながらわら草履作り体験に挑みます。（2005年6月初回放送）

主な出演者壮一帆