宝塚歌劇の生徒たちが日本全国の「美の世界」を追い求める旅番組。様々な街の風景、人との出逢いを通じ、新たな「美」を発見します。今回は花組（放送当時）の蘭寿とむが青い海に囲まれた楽園、沖縄を訪れます。小高い丘の上にある首里城は2000年に世界遺産に登録されたかつて琉球王国の王府・王宮の性格を持つグスクだったところ。現在の首里城正殿は1992年に復元されたもので、首里城及びその周辺には多くの文化財が残っています。次にやってきたのは琉球村。ここは沖縄のテーマパークともいえる場所、沖縄ならではの独特の家から伝統音楽まで、沖縄の文化が集約されています。水牛に引かせてつくるサーターヤー（製糖工場：水牛に砂糖車を引かせてサトウキビを搾り､その汁を炊いて黒砂糖を作るという昔ながらの製糖小屋）で昔の沖縄に触れます。そして琉球音楽を求めて仲嶺三線店へ。仲嶺さんは三線を作るかたわら三線教室も開いているのだそう。この機会に、旅人・蘭寿とむは仲嶺さんから三線を教わります。（2005年6月初回放送）

主な出演者蘭寿とむ