今回は花組の眉月凰にスポットを当てます。3人姉妹の中で育ち、よくアイドルの真似をしたり、ミュージカルごっこをして遊んだりしたとか。母に連れられて行った宝塚で、姉妹のうち自分だけが「ここに入る！」と言ったのが3歳。その頃から毎週宝塚の番組を見るなどの熱心さだったよう。函館、岡山に引っ越した時、自分を追いかけるように宝塚が全国ツアーで来たことに運命を感じ、「入るしかない！」と思ったという。そのため、全国ツアーへの思いは強いと語ります。宝塚に入り、初舞台初日の一発目での口上、幕が上がる前はとても緊張していたものの、自分の声が劇場中に響き渡ったときに肩の力が抜けたのだそう。『エンター・ザ・レビュー』で花道でタンバリンを叩いていると、客席の小さな子供と目が合う。そんな時、その子は恥ずかしがって頑なに自分を見なくなってしまうとか。そんな時自分の子供の頃の姿が重なると話す。子供の頃から憧れた宝塚、そんな宝塚への思いを、これまでの舞台を振り返りながら語ります。

主な出演者眉月凰