旅の案内人が日本全国の「美の世界」を追い求める旅番組。様々な街の風景、人との出逢いを通じ、新たな「美」を発見します。今回は花組（放送当時）の蘭寿とむが旅の案内人。青い海に囲まれた楽園、沖縄を訪れます。まずは沖縄の蘭と森をテーマにしたビオスの丘という自然植物園へ。そこにはなんとチョコレートの香りがするという蘭があるとか。ビオスとはギリシア語で「生命」という意味を持ちます。ちなみに園内は沖縄に古来より伝わる風水の考えに基づいて構成されており、「遊御庭（あしびうなー）」「揚御庭（あぎうなー）」などの庭をはじめ、龍の形をした湖もあります。湖には50人ほどが乗れる大湖水鑑賞舟が走っており、1周25分のジャングルクルーズを楽しむことができます。続いては琉球ガラス村へ。琉球ガラスは、明治時代から作られ始め、その色合いは青、赤、緑などカラフルで、光の具合でさまざまな造形美を見せます。そこで琉球ガラスの魅力に見せられた旅人が、実際に琉球ガラス作りを体験します。（2005年7月初回放送）

主な出演者蘭寿とむ