今回は星組のしのぶ紫にスポットをあてます。少し内弁慶な普通の少女だったという幼少時代.小学1年生の時から宝塚を見ていて、それが当然の流れであるかのように宝塚を受験。合格した時は嬉しくて人生の中で一番号泣したとか。夢中になって過ごすうちに音楽学校を卒業。そして初舞台。舞台に立てることの素晴らしさを喜多先生に教えられて、感動したという。研2の時『ベルサイユのばら』新人公演。マリー・アントワネットの少女時代。あまりにもできなくて、谷先生から何時間も指導を受けた思い出。歌ったことがあまり無かったにもかかわらず2001年『イーハトーブ　夢』や2004年『ロマンチカ宝塚’04』では歌がとても多くて驚いたという。今の星組は、トップの湖月わたるの一生懸命さが下級生にまで伝わり、組全体がまとまっていてとてもいい状態であると話す。最近は個性的でコミカルな役も多いが、難しいシリアスな役にも挑戦していきたいとか。控えめに自らの舞台人生を振り返るしのぶ紫が語る『宝塚』とは。

主な出演者しのぶ紫