宝塚歌劇の舞台のゆかりの地をめぐる旅番組。今回は月組の彩那音と城咲あい（初回放送当時）が、2004年月組公演『飛鳥夕映え』ゆかりの地で、日本文化の故郷と言われた奈良県明日香村を訪れます。蘇我氏が建立したといわれる飛鳥寺や、同時代に生きた聖徳太子生誕の地・橘寺、また蘇我入鹿が暗殺されたという伝飛鳥板蓋宮跡や、その首が納められているといわれる首塚など、舞台を思い起こさせる場所の数々を巡ります。また、明日香地方で有名な藍染の資料館や、懐かしのおもちゃを数多く展示している博物館なども訪れます。そして当時の貴族の遊びである蹴鞠や、藍染を体験。桜井市へ場所を移して訪れたのは談山神社。ここは鎌足と中大兄皇子が入鹿暗殺を計画した場所として知られています。『飛鳥夕映え』の舞台に沿って様々な場所を訪れた二人は、最後に入鹿の父・蝦夷の邸宅があったとされる甘樫丘で、旅の最後を締めくくります。（2005年08月初回放送）

主な出演者彩那音、城咲あい