宝塚との出会いは小学3年生の時。母に連れられて初観劇し、カルチャーショックを受け「私も宝塚の世界に行きたい！」と思い、それ以来宝塚を目指すことに。宝塚音楽学校に合格して憧れのグレーの制服を着た時は、本当に嬉しかったのだそう。そして待望の初舞台、とにかく緊張していて音楽学校とは違った厳しさを感じたという。11年間過ごしてきた月組から雪組に組替え。今ではいい経験になったと語るが、その時は故郷を離れるような寂しさもあったとか。再び組替えで宙組へ、その後宙組組長に就任。信じられないという思いと同時に時の流れを感じると話す。美郷といえば“髭”。最初は「また？」という感じだったが、最近ではむしろ無い方が落ち着かないほどだと語る。そんな美郷の”髭”へのこだわりにも迫ります。舞台人として、自分の作り上げてきたカラーを大事にしていきたいという美郷。そんな彼女にとっての宝塚とは。

主な出演者美郷真也