1920年代のインドを舞台に、英国からの独立運動に燃えるインド人の若者とイギリス人の娘の運命的な恋、数奇な巡り合わせを、インドの風俗の中で描く歴史ロマン。演出の児玉明子のデビュー作であり、伊織直加の宝塚バウホール初主演作品。'98年花組・宝塚バウホール。作・演出は児玉明子。伊織、大鳥れい 他。英国の植民地支配下にあるインド。英国からの独立運動に燃えるインド人の青年バシーム（伊織）と、イギリス人のジューン（大鳥）は、運命的な出会いをし、恋におちる。しかし、2人を引き離そうとする罠にかかり、バシームはガンジス川へと命を落としてしまう。20年後、英国からの独立を間近に控えたインドの地に、一人のイギリス人の青年が降り立った。長い間、離れ離れになっていた両親に会いに来たその青年こそが、ジューンのたった一人の息子であった…。

主な出演者伊織直加、大鳥れい 他