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エリザベート−愛と死の輪舞−('05年月組・東京・千秋楽)

ハプスブルク家の皇妃エリザベートの生涯を描いたウィーン発のミュージカルを、<死、黄泉の帝王>であるトートを主人公にして宝塚ならではの作品として上演。'96年に雪組で初演され大好評を得て、同年に星組で再演。その後、'98年に宙組、'02年には花組で再演された名作。この公演は、'05に再演された月組公演の東京宝塚劇場公演の千秋楽。当時の月組主演男役だった彩輝直のサヨナラ公演ともなった。またエリザベート役を男役スターの瀬奈じゅんが演じたことも話題になった。潤色・演出は小池修一郎。'05年月組・東京宝塚劇場・千秋楽。彩輝直、瀬奈じゅん、(専科)初風緑 他。物語はエリザベート暗殺犯ルキーニ(霧矢大夢)を狂言まわしに進行する。意識不明となり冥界に迷い込んだエリザベート(瀬奈)に一目で惹きつけられたトート<死、黄泉の帝王>(彩輝)は、彼女に命を返してやる。そして、その愛を獲るまでエリザベートを追い続けることを決意する。ハプスブルグ家の若き皇帝フランツ(初風)はエリザベートを見初め二人は結婚するが、自由を愛する彼女は厳格な皇太后ゾフィー(美々杏里)や、窮屈な宮廷生活に耐えられず、フランツに助けを求めるが彼も味方ではなかった。そんなエリザベートの許にトートは度々訪れ死へと誘惑する…。

主な出演者彩輝直、瀬奈じゅん/初風緑 他

放送日時

  • 一期一会
    投稿者:みそか
    ムラ組の私にとって月組「エリザベート」の最大の魅力は、トートの美貌・エトワール・黒天使のカッコよさでした。幸い千秋楽を友の会のお蔭で観劇できましたが、見違えるように進化した本公演と「一人今宵一夜」をはじめ出演者それぞれに見せ場たっぷりのとても楽しめたサヨナラショーとあたたかなご挨拶に泣かされてしまった、心に残る一日でした。
    そして今回の放送で初めて見た東宝版では、さえこさんトート&あさこさんシィがムラ公演時よりさらにぐっと進化しているのにびっくり。この放送を見れて良かったです。東宝では随分公演の完成度が随分アップするものだと、ムラ組としては羨ましい限りです。
    ナウオンメンバーのうち現在も月組生なのはあさこさん一人だけなことが象徴するように、たった三年の間に卒業や異動をなさった方が多いのですね。どの公演も大切に観劇していきたいと思いました。 
    投稿日時:2008年05月05日

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エリザベート−愛と死の輪舞−(05年月組・東京・千秋楽)

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