ハプスブルク家最後の皇妃エリザベートの生涯を、彼女と”死”トート、そして夫である皇帝フランツの愛憎劇として描いたミュージカルの、東京宝塚劇場での新人公演。’05年月組。潤色・演出は小池修一郎。新人公演担当は小柳菜穂子。青樹泉、夢咲ねね 他。煉獄の裁判で、エリザベート暗殺犯のルキーニ（彩那音／本役は霧矢大夢。以下同じ）が語りだすとトート（青樹／彩輝直）が登場。エリザベート（夢咲／瀬奈じゅん）への愛を告白する…。瀕死の少女エリザベートに一目で惹かれたトートは彼女の命を助ける。その後、エリザベートは若き皇帝フランツ（真野すがた／初風緑）と結婚するが、自由奔放な彼女は皇太后ゾフィー（城咲あい／美々杏里）の厳格な皇后教育に耐えられず、フランツも味方ではなかった。そんな彼女の元にトートはたびたび訪れて死へ誘惑するが、彼女はなびかない。そこでトートは皇太子ルドルフ（龍真咲／大空祐飛）に接近し、彼は死を選ぶ…。

主な出演者青樹泉、夢咲ねね　他