カリブ海に浮かぶ情熱の島・キューバを舞台に、満月の夜、一晩だけ海の中から甦る妖精たちが活躍するショー。キューバの高名な振付家、サンティアゴ・アルフォンソを招聘。'04年星組・宝塚大劇場。作・演出は草野旦。湖月わたる、檀れい、貴城けい（雪組）、大和悠河（宙組） 他。満月の夜、時計が午后１０時を告げると、海の中から妖精たちが現れ、束の間の命を喜び踊る。妖精ポノポ（湖月）は、海辺を一人歩くキューバの乙女マリア（檀）と出会う。午后１１時、寝静まったハバナの街角、妖精フェロ(貴城)たちは、あらゆる所で踊りを楽しむ。午前０時、海のカルナバルが始まる。午前１時、ポノポは夢を見る。ヘビになったマリアとポノポは夢の中で遊ぶ。妖精パブロ(大和)は、マリアを密かに愛していた。午前４時、突然の嵐。嵐の中で激しく踊る妖精たち。ポノポとマリアは二人だけの世界にいる、激しい愛の世界。嵐が去ると妖精たちは海へ戻って行った。マリア一人を残して・・・。

主な出演者湖月わたる、檀れい／貴城けい／大和悠河　他