宝塚歌劇の舞台に命を吹き込む演出家へのロングインタビュー。宝塚との出会いから最新作までを振り返りつつ内面を深く掘り下げます。第5回の出演は太田哲則、聞き手は石井啓夫。少年時代より映画が大好きだった太田が、高校時代に「ウェストサイド物語」を観たことで、ミュージカルの世界に入っていく過程について語られます。また、演劇そのものが所詮、絵空事であるが、独身の女性だけで演じる宝塚歌劇は、まさにイマジネーションの世界であり、どう膨らませるかが重要。これまで徐々に広がってきた宝塚の枠を自分も何かしら広げていきたいと、音楽学校の現状も踏まえながら熱く語ります。どうぞお楽しみに！（2002年11月初回放送）

主な出演者太田哲則、石井啓夫