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心中・恋の大和路−近松門左衛門作「冥途の飛脚」より−(’82年星組・バウ)

近松門左衛門の「冥途の飛脚」を現代感覚を織り込んで脚色した作品で、封建的な世界に生きた忠兵衛と梅川の愛を、美しく、かつ哀しく謳いあげた作品。'79年に瀬戸内美八の忠兵衛、遥くららの梅川で初演、3年ぶりに再演された時の舞台。瀬戸内美八が再び忠兵衛を演じている。'82年星組・宝塚バウホール。脚本・演出は菅沼潤。瀬戸内美八、姿晴香 他。大阪の飛脚問屋・亀屋忠兵衛(瀬戸内)は、ふとした事から、遊女・梅川(姿)と馴染みになり、郭に通って、友人の丹波屋八右衛門(峰さを理)に渡すはずの五十両を使い込んでしまう。忠兵衛は八右衛門に事情を話し、一旦は許しを得るが、梅川を想う気持ちは募るばかり。遂に、忠兵衛は梅川を身請けする為に、預かっていた為替の金三百両の封印を切ってしまう。客からの預り金を使い込めば、死罪は免れない。忠兵衛は、最早これまで…と、梅川を連れて大和路指して落ちて行く。

主な出演者瀬戸内美八、姿晴香 他

放送日時
2024年04月09(14:00)

  • 名脇役
    投稿者:名演の思い出
     孫右ェ門を演じられている、淡路通子さん。性別を問ず人情溢れる名演をのこされた方でした。久しぶりに癖の無い温かい演技に触れて泣かされました。
     観劇を始めた昭和50年台初頭、キャリアの長い名脇役さんがたくさんいらっしゃいました!
     本当のおじいさんにしかみえなかった美吉佐久子さん・沖ゆき子さん。「誰がために鐘はなる」のピラールがすばらしかった大路三千代さん。マミーが快演だった水穂葉子さん等…。
     知れば知るほど、宝塚は奥が深いです。
    投稿日時:2012年05月28日
  • 再演の秘密
    投稿者:みそか
    名作として何回も再演されるにはまず初演が肝心。
    残念ながら今回の放送は初演版ではないと思いますが(初演の梅川役は遥くららさんでしたよね?)、主な役は結構そのままのような。瀬戸内美八さんの隅々まで神経を届かせるお芝居。瀬戸内さんに限らず、当時は比較的下級生だったと思われる方達の台詞(発声・滑舌等)や和物の化粧など、今の生徒さん達の参考にして頂きたいと思う程。
    何の気なしに見始めたのにいつの間にか引き込まれ、気がついた時には夕方の買い物に出かけられない位に泣いてしまっていました。本が良く出来ていてそれを演じる役者が揃う、という当たり前のお芝居がやっぱり楽しいです。
    又いつか再演される日があると思いますが、その時にもこの位高水準の演技巧者が揃うことを期待します。
    投稿日時:2006年11月17日

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番組名

心中・恋の大和路−近松門左衛門作「冥途の飛脚」より−(’82年星組・バウ)

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