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マラケシュ・紅の墓標(’05年花組・東京・千秋楽)

1920年代初頭、第一次世界大戦後の世情を背景に、フランス植民地だったモロッコの内陸の都市・マラケシュを舞台に展開する大人の恋の物語。’05年花組。東京宝塚劇場・千秋楽。作・演出は荻田浩一。春野寿美礼、ふづき美世/樹里咲穂。白系ロシア人で今はイギリス人技師クリフォード(彩吹真央)の妻となっているオリガ(ふづき)は、サハラ砂漠で遭難した夫を探すため、砂漠の入口の街マラケシュにやってきた。立ち往生している彼女を救ったのはフランス人でホテル・クーペに滞在しているリュドヴィーク(春野)だった。惹かれあう2人。一方、リュドヴィークの仕事仲間のレオン(樹里)はマラケシュに滞在する白人たちから金を巻き上げる計画を立てる。そこへパリからリュドヴィークの昔の恋人でレビュー人気スターのイヴェット(遠野あすか)がやってきた。イヴェットをつけ回すドイツ人ギュンター(蘭寿とむ)。パリの因縁がマラケシュで動き出す…。

主な出演者春野寿美礼、ふづき美世/樹里咲穂 他

放送日時

  • 初めて主人が・・・
    投稿者:popo
    お休みでリビングでくつろいでいた主人が、いつの間にかすっかり引き込まれて、最後まで熱心に見ていました。そして、初めて、「とても、いい話だったよ。宝塚という枠を越えて、しみじみと感動できるすばらしい作品だと思う。」と言いました。特に春野さんの抜群の歌唱力と演技力には、圧倒されたそうです。
    わたしも、DVD とはまた一味違う熱い千秋楽の映像に、あらためてこの作品が問いかける、絡み合いすれ違う人の心の深さ、そこに映し出される人間の悲しさや本当のやさしさをじっくりと味わい、春野さんの演じるリュドビークが一層大好きになりました。
    エリザベートやファントムはもちろんすばらしく、春野さんの代表作だと思うのですが、このマラケシュは、また春野さんの舞台人としての真の力量を感じさせる珠玉の1作だと思います。舞台になかなかうるさい主人をうならせたのは、さすがです。
    投稿日時:2007年04月30日

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マラケシュ・紅の墓標(’05年花組・東京・千秋楽)

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