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霧のミラノ(’05年雪組・東京・千秋楽)

19世紀半ば、オーストリア占領に揺れるミラノを舞台に、貴族の青年の友情と恋を、オーストリア将校との確執を軸に描く。'05年雪組。東京宝塚劇場・千秋楽。作は柴田侑宏。演出は中村暁。朝海ひかる、舞風りら 他。由緒あるミラノの貴族ロレンツォ(朝海)は、昔は血気盛んな反オーストリアの学生だったが、今は市役所に勤めていた。ある日ロレンツォは、兄の反オーストリア活動を理由に財産没収の通告を受けた絹織物業者の令嬢フランチェスカ(舞風)が、オーストリア情報部少佐カールハインツ(貴城けい)に抗議しているのに出くわす。その場を収めた後、彼女と訪れた店でロレンツォは、親友であった元貴族のジャンバティスタ(水夏希)と数年ぶりに再会する。かつて共に抵抗運動をしていたジャンバティスタは隣国に亡命し、商人になっていた。フランチェスカの兄の問題で再びロレンツォに会ったカールハインツは、彼が真の姿を隠していることを見抜く。

主な出演者朝海ひかる、舞風りら 他

放送日時

  • 名前のない白兎
    投稿者:ストイックすぎる愛と友情と哀しき決断
    ロレンツォとカールハインツ…二人の男の間にあった、時や立場を越えた、硬質でストイックな、けれど静かに熱い、尊敬を秘めた友愛…後の悲劇をより際立たせた絆。コムさんとかしげさんの演じた男の世界には、心を通わせている人間同士にしかわかりあえない、深いつながりが、いつもあった気がします。
    儚い花に込められた、儚く燃えて尽きる恋、ひたすらに絶望的で衝撃的なラストシーン。残酷で純粋な結末を心底憎みながら、それでも…あの場面のコムさん、かしげさん、まーちゃんの、魂を込めたお芝居は本当に凄かったと、特に東京千秋楽は、この3人でしかできない、それぞれの「誇り」をかけた名場面になったと思います。
    本当に、最期を見るのが辛い話だったけれど、月日を重ね、自分が同じような二つの悲しみを知った時、心に焼き付いていた、この最期の場面を思い出し、舞台でまーちゃんが、かしげさんが、どれだけ苦しく、辛かったのかと感じ…重なった痛みに、やっとこの話の意味を理解できた気がしました。
    投稿日時:2007年05月01日
  • 悲しい結末に…
    投稿者:コムファン
    この公演は観れば観るほど好きになった…という思い出の作品です。何故なら初めて観劇した時の余りに唐突なラストのシーンに「???」。でも流石は柴田先生です。観れば観るほど引き込まれ、理由なんて分からないけれどいつ観ても「あ〜いい舞台」と思うようになり、今は観る度にこのラストシーンに涙を流しています。美しいコスチューム物好きの私はこの霧のミラノを観る度に素敵なコムちゃん&まーちゃん、そして、かしちゃんに思いを馳せています。欲をいうなら、ハッピーエンドにしてあげて欲しかったです。でも大好きな作品です。
    投稿日時:2007年01月07日
  • 千秋楽の楽しさ
    投稿者:雪!!!!
    「霧のミラノ」楽しみに拝見しました。千秋楽ということがあり、シリアスな場面はきっちり決めるけれど、楽しい場面は面白く、楽しくというのが千秋楽の良いところだと思います。何度も笑ってしまったのが、クリスチャンと下士官達のシーンです。音月さんのツッコミがさえていますよね。手紙を広げるシーンはリアクションがたまらなくおもしろくて、しかもかしげさんが双眼鏡で手紙をみた時のクリスチャンの反応が・・・言葉では言い表せません。そしてもう1つ、デスクとジルの場面でデスクのあげた指輪をもらって喜んでいるジル。「デスク、大好きです」の台詞はなんだか、しなちゃんが本気で喜んでいる感じでかわいかったです。しかも、あの指輪手作りなんですね。公演のために、わざわざ作ったんですね。すごいと思います。一度でも良いから千秋楽を見たいと心から思いました。
    投稿日時:2006年12月10日

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