79年に「宝塚レコード音楽祭」として始まり、'83年からは、当時のレコードのレーベル、「ＴＭＰ」をとって「ＴＭＰ音楽祭」と題して行われた、スターが集う、年に一度の祭典が、'95年からは「ＴＣＡスペシャル」と題して開催された。'06年は、「ワンダフル・ドリーマーズ｣と題し、宝塚レビューの発展に関わった人達の夢を歌い継ぐ。専科の轟悠、遠野あすか、東京公演中の花組生を除く四組のスターが出演。第1部は、「レビュー記念日」にちなみ、白井鐵三、高木史朗、内海重典、鴨川清作というレビューの巨匠達の作品を中心に。轟、瀬奈じゅん、朝海ひかる、湖月わたる、貴城けいの“レビュー記念日讃歌”で幕が開く。第2部はスカイ・ステージ視聴者の皆様からのリクエストを基に展開し、大空祐飛、霧矢大夢、水夏希、安蘭けい、大和悠河、遠野あすかが軽快に歌い継ぐ。「夢のデュエット」では、朝海と紫城るい、湖月と舞風りら、貴城と彩乃かなみ、瀬奈と白羽ゆり、湖月と朝海が組を越えて共演する。轟の“シナーマン”からフィナーレに。

主な出演者轟悠／瀬奈じゅん／朝海ひかる／湖月わたる／貴城けい　他