宝塚の舞台に関連のある歴史上の人物や、歴史的な出来事にゆかりのある土地を巡る旅番組。今回は、花組（初回放送当時）の愛音羽麗が、自らが主役を演じた舞台『舞姫』の作者、森鴎外の生涯を辿る旅に出ます。島根県津和野町という、風光明媚な田舎町に生まれた鴎外。幼少時から勤勉な子供だったという鴎外は、後に軍医や作家としての才能を開花させ、多くの人々に影響を与えます。今も尚、鴎外を慕う人々により命日には慰霊祭が行われ、鴎外の功績を讃える会が開催されてます。『舞姫』での好演が記憶に新しい愛音が、自らが演じた豊太郎、いわば鴎外の分身となって様々な鴎外のゆかりの地を巡ります。素顔の愛音から、舞台での豊太郎の顔が垣間見えるようです。愛音羽麗の巡る「森鴎外」の旅をお楽しみ下さい。（2007年11月初回放送）

主な出演者愛音羽麗