今回スポットを当てるのは月組・良基天音。宝塚歌劇との出会いは、中学時代。当時『ベルサイユのばら』が上演されていて、直感的に「これは見なければ！」と思い、両親に連れられ初めて観劇。それ以来どっぷりハマってしまったと語る。舞台上の出演者が一生懸命に頑張ってる姿がキラキラと美しくて、自分でもやってみたいと宝塚音楽学校の受験を決意したと言う。2001年新東京宝塚劇場?落とし・月組公演『愛のソナタ』の新人公演・オットー役で、思うような芝居が出きなくて、凄くショックで落ち込んでしまった。しかし、次の宝塚大劇場公演の時には、「とにかく、のびのびとやろう！」と思い、自分を開放して演じ切った時は、いつの間にかまわりの人や上級生の方に凄くほめられ、自分でも満足出来た公演だったと語る。他にも重要な役どころが多い良基天音だが、彼女の「舞台に懸ける」熱い思いをエピソードを交えながら、じっくり語ります。

主な出演者良基天音