毎年恒例の宝塚舞踊会。'07年の第48回は、阪急創立100周年を記念し、曽我ものを上演すると大当たりになって百日間も日延べをしなくてはならないという、誠に景気の良い意味で生まれた「百日曽我」という言葉にちなみ「蝶千鳥百日曽我」というタイトルで曽我もので統一された。「�T」と「�U」に分けての放送となり、「�U」は「蝶千鳥百日曽我」の第八場から第十場までと、「振袖菊」「フィナーレ」を。「振袖菊」には宝塚の至宝・春日野八千代が登場、「フィナーレ」は舞踊会出演者全員で。宝塚大劇場。作・構成・演出は植田紳爾。主な出演は、春日野・松本悠里 他。「夜討曽我」は涼紫央の十郎、立樹遥の五郎が、恋人の大磯虎御前・五峰亜希と化粧坂少将・一原けいと踊る。松本が「面影曽我」で、その後尼となった大磯虎御前が曽我兄弟の墓に参り思い出にひたる姿をしっとりと見せる。続いては「蝶千鳥百日曽我」のフィナーレとして賑やかな「曽我祭り」、京三紗と光あけみの芸者、頭に箙かおるとにしき愛。ここまでが「曽我もの」で、その後、「振袖菊」と題し、人気曲「菊」をアレンジし、春日野が振り袖若衆姿で踊る。出演者全員が登場する華やかな「フィナーレ」で幕となる。出演者：（専科）春日野八千代、松本悠、京三紗、光あけみ、箙かおる、一原けい、五峰亜季、（星組）にしき愛、立樹遥、涼紫央、ほか舞踊会出演者全員

主な出演者春日野八千代、松本悠里、大和悠河　他