星組主演男役だった湖月わたるの退団記念。'06年。前半は思い出の舞台集。湖月が語る思い出を交えつつ、1989年の初舞台『春の踊り−恋の花歌舞伎−』『ディガ・ディガ・ドゥ』から、星組、宙組、専科、星組主演時代、退団公演『愛するには短すぎる』『ネオ・ダンディズム−男の美学−』までの18年間を、舞台映像で振り返る。後半は宝塚大劇場千秋楽の模様とサヨナラショー。サヨナラショーは『ミレニアム・チャレンジャー！』“大漁ソーラン”から、『タカラヅカ絢爛』“カリビアン・ナイト”、『ベルサイユのばら』“アン・ドゥ・トロア”を。『ロマンチカ宝塚'04』“アリヴェデルチ・ローマ”では相手役の白羽ゆりとダンスを。お披露目公演『王家に捧ぐ歌』からはラダメスの扮装で“エジプトは領地を広げている”と、アイーダに扮した安蘭けいとの“月の満ちるころ”。黒燕尾の男役を従えて、韓国公演『ソウル・オブ・シバ!!』より“出会い（すみれボレロ）”を踊り、『王家に捧ぐ歌』“世界に求む”で幕に。退団挨拶は黒燕尾で…。

主な出演者湖月わたる