花組主演男役だった春野寿美礼の退団記念。'07年。前半は思い出の舞台集。春野自身のコメントを交えながら、'91年の初舞台・月組公演『ベルサイユのばら』のロケット、春野にとって印象深い作品である'94年花組バウ公演『サラン・愛』、'94年花組東京公演『ブラック・ジャック』の新人公演、初主演した'99年花組バウ公演『冬物語』などの映像や、大運動会、ディナーショー、コンサートなどの映像で振り返る。後半は、'07年10月29日の宝塚大劇場千秋楽に行われたサヨナラショーの模様を。楽屋入り映像に続き、サヨナラショーに。『TAKARAZUKA舞夢！』“世界の終わりの夜に”で大階段に登場し、大劇場に春野の歌声が響き渡る。『ファントム』“Home(私の夢が叶う場所）”を桜乃彩音と。『マラケシュ・紅の墓標』『落陽のパレルモ』など思い出の作品の曲を歌い継ぎ、『レヴュー誕生』より“黒いワシ”を桜乃、真飛聖と。『TAKARAZUKA舞夢！』の“交響曲第9番「新世界」より”で組子に迎えられ、白の衣装で登場。“La Esperanza”に続き、“こんなにも愛されて”で幕となる。退団挨拶は紋付き袴姿で。

主な出演者春野寿美礼